特許
J-GLOBAL ID:200903004001443608

圧力ダム型ジャーナル軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-303890
公開番号(公開出願番号):特開平9-126228
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 圧力ダム型ジャーナル軸受において、発生油膜圧力の調整を可能にする。【解決手段】 下部軸受3と共に軸受本体を構成する上部軸受を、上部軸受本体10と軸受可動部11とに分割し、軸受可動部11の軸受面にダム状の溝4を形成し、溝4の下流端部に設けた圧力センサ13の信号に応じて圧電素子14への印加電圧を制御して圧電素子14の押圧力を調節することにより、軸受可動部11の回転軸1方向への移動量を調節し、回転軸1に対する偏心量を変化させて、溝4における発生油膜圧力を所定値に保持可能にした。なお上記偏心量の調節を、運転中においても制御回路17を操作することにより行なうことができる。
請求項(抜粋):
圧力ダム型ジャーナル軸受において、回転軸を軸受すき間を介して支持する軸受本体を構成すべく互いに対向する軸受合わせ面で合わせられる上部軸受および下部軸受と、上記軸受本体の外周側に設けられた球面座を介して同軸受本体を支持するケーシングと、上記上部軸受の軸受面に形成され、適当な幅を有し上記回転軸の回転上流側に開口し下流端に至るより以前にせき止められる終端部を有するダム状の溝と、上記軸受すき間に潤滑油を供給する給油孔とをそなえ、上記上部軸受が、上記回転軸に対して偏心する方向に、上記軸受合わせ面に沿って移動可能に構成され、移動手段により上記上部軸受を移動させることで上記ダム状の溝の形状を変化させ、同溝における発生圧力の制御が行なえるように構成されたことを特徴とする、圧力ダム型ジャーナル軸受。
IPC (2件):
F16C 17/02 ,  F16C 33/10
FI (2件):
F16C 17/02 Z ,  F16C 33/10 Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭50-015944
  • 特公昭46-021842
  • 特開昭52-142144
全件表示
審査官引用 (1件)
  • 特開昭50-015944

前のページに戻る