特許
J-GLOBAL ID:200903004005827613

歯付ベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-121175
公開番号(公開出願番号):特開2000-310293
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 歯布に含浸被覆されるゴム組成物に、フッ素樹脂を摩擦係数低減作用が発揮されやすい形態にして大量に含有させ、耐摩耗性および耐歯欠け性を改善した歯布被覆の歯付けベルトを提供する。【解決手段】 歯布4の表裏面及び内部に、フッ素樹脂6を含浸被覆されるゴム組成物5のゴム100重量部に対して50〜400重量部添加して分散付着させ、フッ素樹脂6を前記第1ゴム組成物と結合させず、前記第1ゴム組成物と前記歯部及び前記背部を構成する第2ゴム組成物とを直接結合させる。これにより、歯布4の表面、裏面及び内部の繊維フィラメント表面に極近い位置に大量のフッ素樹脂がゴム組成物中に分散付着することでベルト走行中の摩擦係数が走行中継続して低減する。
請求項(抜粋):
長手方向に沿って所定間隔で配置した複数の歯部と、心線を埋設した背部を有し、上記歯部の表面に歯布を被覆した歯付ベルトにおいて、前記歯布の表裏面及び内部が互いに連通状態になるように第1ゴム組成物を含浸被覆し、この第1ゴム組成物内にフッ素樹脂が前記第1ゴム組成物と結合されることなく分散されており、前記第1ゴム組成物と前記歯部及び前記背部を構成する第2ゴム組成物とを加硫加圧により一体化したことを特徴とする歯付ベルト。

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