特許
J-GLOBAL ID:200903004006778403
ダブルカルダン式等速ジョイント
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-168884
公開番号(公開出願番号):特開平11-013781
出願日: 1997年06月25日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 小型・軽量で、しかも組み立てが容易な構造を実現する。【解決手段】 中間ハウジング2を構成する支持板26と、それぞれが金属板にプレス加工を施して成る第一、第二中間ハウジング素子27、28とを、ボルト35により結合固定する。このボルト35を螺合させるねじ孔を、第二中間ハウジング素子28を構成する第二基板部31に直接形成する。
請求項(抜粋):
中間ハウジングと、第一、第二ヨークと、第一ヨークと中間ハウジングとを結合する第一十字軸と、第二ヨークと中間ハウジングとを結合する第二十字軸とを備え、上記中間ハウジングは、軸方向一端に1対の第一支持腕を、軸方向他端に1対の第二支持腕を、互いに同位相でそれぞれ設け、上記各第一支持腕の先端部に互いに同心の第一支持孔を、上記各第二支持腕の先端部に互いに同心の第二支持孔を、それぞれ形成したものであり、上記第一ヨークは、回転軸の端部を結合固定自在な第一結合部の軸方向一端に1対の第三支持腕を設け、これら各第三支持腕の先端寄り部分に互いに同心の第三支持孔をそれぞれ形成し、更に上記各第三支持腕の先端同士を連結する第一連結部の中間部に、上記第一結合部と反対側に突出する第一係合突部を形成したものであり、上記第二ヨークは、別の回転軸の端部を結合固定自在な第二結合部の軸方向一端に1対の第四支持腕を設け、これら各第四支持腕の先端寄り部分に互いに同心の第四支持孔をそれぞれ形成し、更に上記各第四支持腕の先端同士を連結する第二連結部の中間部に、上記第二結合部と反対側に突出する第二係合突部を形成したものであり、互いに直交する状態で上記第一十字軸を構成する第一、第二軸部のうち、第一軸部の両端部は上記第一支持孔の内側に回転自在に支持しており、第二軸部の両端部は上記第三支持孔の内側に回転自在に支持しており、互いに直交する状態で上記第二十字軸を構成する第三、第四軸部のうち、第三軸部の両端部は上記第二支持孔の内側に回転自在に支持しており、第四軸部の両端部は上記第四支持孔の内側に回転自在に支持しており、上記中間ハウジングの軸方向中間部には、この中間ハウジングに対して変位自在な角度合わせ部材を設けており、この角度合わせ部材の軸方向両端部には第一、第二係合孔を、互いに同位相で形成しており、上記第一係合突部は上記第一係合孔に、上記第二係合突部は上記第二係合孔に、それぞれ揺動変位自在に係合する事により、上記中間ハウジングに対する第一、第二ヨークの傾斜角度を互いに一致させたダブルカルダン式等速ジョイントに於いて、上記中間ハウジングは、中央部に上記角度合わせ部材を変位自在に支持する支持板と、金属板をプレス加工して成り、上記第一支持腕を含む第一中間ハウジング素子と、金属板をプレス加工して成り、上記第二支持腕を含む第二中間ハウジング素子と、これら第一、第二両中間ハウジング素子同士の間で上記支持板をサンドイッチ状に挟持した状態でこれら第一、第二中間ハウジング素子同士を結合固定するボルトとから成るものであり、このボルトの先端部を螺合させるねじ孔は、上記第一、第二中間ハウジング素子の一方又は双方に直接形成している事を特徴とするダブルカルダン式等速ジョイント。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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ステアリング装置用等速ジョイント
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-090251
出願人:トヨタ自動車株式会社, 光洋精工株式会社
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特開昭61-197820
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特公昭50-021610
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