特許
J-GLOBAL ID:200903004007664096

圧力スイング吸着式窒素ガス発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-186702
公開番号(公開出願番号):特開平10-005522
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】特定の吸着剤を使用し、吸着塔容積を小さくし、所定の操作条件と組み合わすことにより、コンパクトで高性能な圧力スイング吸着式窒素ガス発生装置とし、従来不可能であった自動はんだ付け装置内への組み込みを可能にするものである。また、従来の自動はんだ付け装置を改良することにより内蔵した圧力スイング吸着式窒素ガス発生装置より発生する窒素ガスの必要量を最小限にとどめ、効果的に活用することによりその経済性を高めるものである。【解決手段】特定の吸着剤を充填することによりコンパクトになった圧力スイング吸着式窒素ガス発生装置を自動はんだ付け装置に内蔵し、更に該窒素ガス発生装置より加熱室内に窒素ガスを供給する手段と、被はんだ付け部材の搬入出口でのガスの出入りを制御して加熱室内の窒素ガス濃度の低下を防止する手段を設けた。
請求項(抜粋):
少なくとも2塔以上の吸着塔に窒素を含む混合ガスを供給し、高圧吸着行程と低圧再生行程とを各吸着塔で交互に繰り返し、窒素ガスを分離する圧力スイング吸着(Pressure Swing Adsorption:PSA)式窒素ガス発生装置において、(a)2.5kgf/cm2 ・Gの加圧下での単成分吸着を行った際の1分後の酸素吸着量が24.0〜30.0mg/g,窒素吸着量が6.0〜12.0mg/gで、且つ、1分後の窒素に対する酸素の吸着量が2.0〜5.0である吸着剤を用いること、(b)吸着塔1塔当たりの有効容積が、原料空気の平均供給量に対して0.10〜0.050L・min/NLであり、且つ、製品窒素ガスの平均取出量が原料空気の平均供給量当たり、0.15〜0.45であること、(c)吸脱着操作サイクルとして、吸着、均圧、再生の各工程を含み、各塔の吸着行程が40〜120秒であること、を特徴とする圧力スイング吸着式窒素ガス発生装置。
IPC (3件):
B01D 53/04 ,  B01D 53/30 ,  C01B 21/04
FI (3件):
B01D 53/04 B ,  B01D 53/30 ,  C01B 21/04 B

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