特許
J-GLOBAL ID:200903004009462148

防護管挿入機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-308111
公開番号(公開出願番号):特開平8-149641
出願日: 1994年11月17日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 繰出機構が小型で、且つ保守作業が簡単であり、防護管の撤去時に簡単に防護管の嵌合を解除することのできる防護管挿入機構を得る。【構成】 揺動自在な一対のスイングアーム29,29′をローラ部材22,22′と、駆動用モータによって回転駆動される駆動ギア25と噛合する従動ギア23,23′,24,24′との間に配設し、防護管のツバ部を一対のローラ部材22,22′によって挟持し、このローラ部材22,22′を駆動することにより防護管の繰り出しを行う。このため、従動ギアとローラ部材との偏心量が小さく、ローラ部材の回転軸やスイングアームを小型化しても十分な強度を得ることができるため、繰出機構を小型化することができ給油の頻度を減少させることができる。また、ハンドル部材221を回動させることにより防護管のツバ部を広げ、連結された複数の防護管の嵌合を解放させることができる。
請求項(抜粋):
一箇所に開口部を有した環状断面の円筒形に形成され且つ前記開口部の両端部から外径方向に突出すると共に長手方向に延びた互いに近接対向する一対のツバ部が形成された防護管を用い、防護管繰出機構から繰り出される前記防護管の前記各ツバ部を開いて前記開口部から電線を前記防護管内に挿入させるようにして前記防護管を前記電線に装着させるための防護管装着装置に用いられる防護管挿入機構であって、前記各ツバ部の外側を相対して設けられた一対のローラによって挟持して少なくとも一方のローラを駆動することにより前記防護管の繰り出しを行う繰出機構を有し、この繰出機構が、基台に揺動自在に相対して配設された一対のスイングアームと、これらのスイングアームの揺動中心から離れた位置にそれぞれ回転自在に配設されたローラと、このローラのうちの少なくとも一個のローラの回転軸に繋がる従動ギアと、この従動ギアと噛合して駆動用モータによって回転駆動される駆動ギアとからなり、それぞれ前記ローラと前記従動ギアとの間に前記スイングアームが配設されていることを特徴とする防護管挿入機構。

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