特許
J-GLOBAL ID:200903004010302340

無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-159427
公開番号(公開出願番号):特開平10-013337
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 基地局と子局とが、主に、スペクトラム拡散方式による双方向の無線通信を行う場合の各々の局の送信電力を適正レベルに設定する。【解決手段】 最初に、基地局は子局に対し、子局の送信出力レベルを指定するパワー制御データを情報データ等とともにアンテナ7より送信する。同制御データを受信した子局は、同データに基づき送信出力を設定し、アンテナ31より基地局へ送信する。これを受信した基地局は、その受信レベルを示すデータDxを比較部17で基準レベルDyと比較する。同比較で、受信レベルが基準レベルを超えるときには設定したレベルだけ送信出力を下げ、基準レベルより低いときには設定レベル分送信出力を上げるとともに、子局に対し、送信出力レベルを基地局と同じくするパワー制御データを送信する。子局は、同データを基に送信出力を再設定し、基地局へ再送信する。以上を繰り返し、基準レベル近辺に集約させる。
請求項(抜粋):
基地局と子局とが双方向で無線通信を行うようにしてなる無線通信システムにおいて、子局に対し、同子局の送信出力レベルを基地局の送信出力と同レベルに指定する子局送信レベル指定手段と、前記子局送信レベル指定手段に従った子局よりの送信信号の受信レベルを基準レベルと比較する受信レベル比較手段と、前記受信レベル比較手段に基づき、同受信レベルが基準レベルを超えるときには、子局に対する送信出力レベルを設定レベル分下げ、同受信レベルが基準レベルより低いときには設定レベル分上げるように送信出力レベルを設定する送信出力設定手段と、前記子局送信レベル指定手段、受信レベル比較手段及び送信出力設定手段とを制御する制御手段とを前記基地局に備える一方、前記子局送信レベル指定手段に従い同子局の送信出力レベルを設定する送信出力制御手段を同子局に備え、基地局及び子局双方の送信出力レベルを前記設定レベル分上げ又は下げることにより同基地局及び子局それぞれの送信出力レベルが基準レベルを中心とした設定範囲内になるように、且つ、基地局及び子局それぞれの送信出力レベルが同レベルになるように基地局主導の基に、同基地局及び子局双方の送信出力レベルを制御するようにしたことを特徴とする無線通信システム。
IPC (3件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 7/26 ,  H04B 1/707
FI (3件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 7/26 C ,  H04J 13/00 D

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