特許
J-GLOBAL ID:200903004014477595

エンジン始動装置、始動方法及びスタータモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-215283
公開番号(公開出願番号):特開2000-045920
出願日: 1998年07月30日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】ピニオンとリングギヤとを穏やかに噛み合わせ、ピニオン等の摩耗や欠けを防止すると共にエンジンの最適始動制御を行い、耐久性に優れ、騒音が少なく、信頼性の高いエンジン始動装置を実現する。【解決手段】コントローラ30のエンジン運転状態判定部でエンジンが停止したことを検出すると、ピニオン制御部によりピニオンを穏やかにリングギヤ3に噛合わせ、所定時間経過後、ピニオン駆動ソレノイド13への通電を遮断する。コントローラ30のモータ制御部は、運転者が自動車のキースイッチを投入したときモータ11に通電し、エンジン運転状態判定部でエンジンの回転数が始動が完了したと判定できる回転数以上であることを検出したとき、モータ11の通電を遮断する。同時に、保持手段制御部がプランジャストッパ19に通電する。その後、プランジャストッパ19への通電を遮断して、エンジンの始動を完了させる。そして、再び、コントローラ30のエンジン運転状態判定部はエンジンが停止したか否かを検出し、以降、同様な動作を実行する。
請求項(抜粋):
エンジンに回転力を伝達するためのリングギヤと、前記エンジンを始動させるための回転力を発生させるモータと、該モータの出力回転軸に摺動可能に支持され該出力回転軸の回転に従って回転し前記リングギヤとの噛み合い及びその噛み合いの解除が可能なピニオンと、該ピニオンを前記出力回転軸上で摺動させるピニオン駆動手段とを備えるエンジン始動装置において、キースイッチによるエンジンの始動指示を受けて前記モータ及び前記ピニオン駆動手段を制御するコントローラと、前記ピニオンと前記リングギヤとが噛み合わされたとき該噛み合い状態を保持する保持手段とを有し、前記コントローラは、前記エンジンが停止した状態で前記ピニオン駆動手段により前記ピニオンと前記リングギヤとを噛み合わせるように制御するピニオン制御部と、前記エンジンの始動指示に基づき、該噛み合わせ状態で前記モータにより前記ピニオンを回転させて前記リングギヤを回転させるモータ制御部と、前記エンジンが所定の回転数以上のときに、前記保持手段による前記ピニオンと前記リングギヤとの噛み合いを解除させる保持手段制御部とを備えていることを特徴とするエンジン始動装置。
IPC (2件):
F02N 15/06 ,  F02N 11/08
FI (3件):
F02N 15/06 J ,  F02N 15/06 B ,  F02N 11/08 X

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