特許
J-GLOBAL ID:200903004014753789

光ファイバジャイロ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-027095
公開番号(公開出願番号):特開平10-221088
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 高周波数の角振動成分を含んだ角速度入力に対しても高精度に比例的な角速度出力測定値を得て積分により高精度に運動体の角変化を検出できる光ファイバジャイロを得る。【解決手段】 鋸歯状波による位相変調を行うフィードバック型光ファイバジャイロにおいて、フィードバック回路に少なくとも逆正弦関数計算回路(16)を設け、更に同フィードバック回路に光ファイバジャイロの光学系(11)のスケールファクタを補正するスケールファクタ補正回路(15)を設けた構成とした。
請求項(抜粋):
光源からの光を所定の二方向に伝搬、通過させる導波路と光ファイバループとを有し、角速度入力の変化に対応して該二方向の光に位相差を生ぜしめると共に該二方向の光の導波路の一方の導波路に正弦波変調をかけて得た正弦波位相変調信号を光電変換処理して電気信号を得ると共に該電気信号のフィードバック回路に設けた鋸歯状波発生回路から前記光の導波路の他方の導波路に鋸歯状波位相変調をかけることにより前記角速度入力に対応しかつ前記鋸歯状波の位相変調周波数に比例した角速度出力信号を得る光ファイバジャイロにおいて、前記フィードバック回路に逆正弦関数計算回路手段を設け、クローズドループの周波数帯域を越える角振動入力があった場合にも前記角速度出力信号の逆正弦関数値を求めて直線化された角速度出力を得るようにしたことを特徴とする光ファイバジャイロ。

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