特許
J-GLOBAL ID:200903004016154165

自動工具交換装置を備えたマシニングセンタの制御装 置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼形 義彰 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-358096
公開番号(公開出願番号):特開平5-177480
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 自動工具変換装置を備えたマシニングセンタにおいて、工具交換時間の短縮を図る。【構成】 マシニングセンタの自動工具交換(ATC)装置20は、アーム200を突出して主軸10の工具110をスピンドル100から抜き出し、待機工具310と交換する。アーム200は、R0を中心として半径Rで旋回する。交換されるアームのうち、長さ寸法と径寸法の大きな方の値によって円筒状の旋回軌跡が形成されるが、この軌跡にクリアランスを加えたものが工具旋回干渉領域TBとして規定される。一方、ワーク60は加工により輪郭線62が変化する。この輪郭線をリアルタイムで検知し、クリアランスを加えてワーク干渉領域WBを設定する。これらの領域を比較して干渉の有無を判断し、干渉がなければテーブルの退避動作を省略してATCを実行し、トータルな加工時間を短縮する。
請求項(抜粋):
ワークを載置するテーブルと、工具を装着する主軸と、主軸に隣接して配設する交換工具のマガジンと、主軸工具とマガジンの待機工具を把持して交換する自動工具交換装置を備えたマシニングセンタの制御装置において、主制御部と、加工プログラムを記憶する加工プログラムメモリと、ワーク加工部の座標値を記憶するワーク座標メモリと、パラメータである自動工具交換位置座標及び自動工具交換装置のアームの突出量を記憶するメモリと、ツールデータを記憶するツールファイルと、干渉判定判断部と、送り軸制御部とを備え、ワーク座標メモリは加工するワークの現在のワーク座標を記憶するとともに、干渉判定判断部は、交換する工具が旋回する際の工具旋回干渉領域とワーク座標を比較して干渉の有無を判断し、干渉する場合にはテーブルを退避位置まで退避させた後に、干渉しない場合にはテーブルを現在位置のままで自動工具交換を実行する手段を備えてなるマシニングセンタの制御装置。
IPC (4件):
B23Q 3/155 ,  B23Q 3/157 ,  B23Q 15/00 ,  G05B 19/403
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平3-060618
  • 特開平3-092235

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