特許
J-GLOBAL ID:200903004018437300

CAD装置における曲面創成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-316447
公開番号(公開出願番号):特開平5-151319
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】CAD装置上で、設計者の意図を忠実に反映する自由曲面を創成することができる曲面創成方法を得る。【構成】自由曲面の境界線と基準徐変線10とガイド徐変線20とを入力するデータ入力工程と、基準徐変線10に平行な方向の基準線側パッチ構成線を推定する基準線側パッチ構成線推定工程と、前記基準線側パッチ構成線から最も近い点をガイド徐変線20上に見出だし、この見出だした点を通過するように、基準線側パッチ構成線を修正する基準線側パッチ構成線修正工程と、前記見出だした点を通過するように、ガイド徐変線20に平行な方向のガイド線側パッチ構成線を算出するガイド線側算出工程と、を有する曲面創成方法である。従って、この方法によれば、基準徐変線10とガイド徐変線20とによって設計者の意図を反映することが可能である。
請求項(抜粋):
コンピュータ支援設計装置上で、自由曲面の内部曲面を創成する方法であって、前記自由曲面の境界線と、前記自由曲面の内部の縦方向の断面線である1本以上の基準徐変線と、前記自由曲面の内部の横方向の断面線である1本以上のガイド徐変線と、を用いて、前記自由曲面を構成するパッチ曲面の境界線であるパッチ構成線を作成することによって前記内部曲面を創成するCAD装置における曲面創成方法において、前記境界線と前記基準徐変線と前記ガイド徐変線とを入力するデータ入力工程と、前記基準徐変線と、前記基準徐変線と平行な境界線とから、前記基準徐変線と平行な方向の基準線側パッチ構成線を推定する基準線側パッチ構成線推定工程と、前記ガイド徐変線上にあり、前記基準線側パッチ構成線推定工程において推定された基準線側パッチ構成線と、最も近接する近接点を算出し、前記近接点を新たに通過するように前記推定された基準線側パッチ構成線を修正する基準線側パッチ構成線修正工程と、前記通過点を通過するように、前記ガイド徐変線と平行な方向のガイド線側パッチ構成線を算出するガイド線側パッチ構成線算出工程と、を有し、前記基準線側パッチ構成線と前記ガイド線側パッチ構成線との2種類のパッチ構成線を出力することにより自由曲面を創成することを特徴とするCAD装置における曲面創成方法。

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