特許
J-GLOBAL ID:200903004018888948
パイプの取付構造及びそれを用いた熱交換器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-317967
公開番号(公開出願番号):特開平7-174479
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 パイプの先端に突起を設け、キャプセル(板部材)に介在物を使用せずに直接取り付ける構造とし、安価でしかもしっかりと固着する構造及びそれを用いた熱交換器を提供する。【構成】 タンク1は一面を開放した筐状のキャプセル(板部材)2と底板(座板)25よりなり、熱交換器の上下端位置に位置しロー付けされる。キャプセル2の側板(板面)22にはパイプ取付孔3があり、このパイプ取付孔3の周縁にはタンク1に凹設されるリング状部4が形成され、その周りにはリング状部4の平面に対し略直角の円筒部5がある。パイプ10の途中にはフランジ部12が形成され、一端の先端部13には突起14が設けられている。そして、パイプ10は端部11の外周に環状のシール部材18を嵌めて、端部11をパイプ取付孔3に嵌入させ、環状のシール部材18をリング状部4、円筒部5およびフランジ部12との間で圧縮せしめるようにしタンク1のキャプセル2に取付けられる。
請求項(抜粋):
流体機器の一部を構成する板部材と、前記板部材と固着するパイプより構成されていて、前記板部材はその板面に凹設され前記板面に対し略直角に形成される円筒状の円筒部と、前記円筒部の先端部において前記板面に対し略平行に内周側に形成されるリング状部と、前記リング状部の中心部に設けられ前記パイプを取り付けるパイプ取付孔とを有しており、前記パイプは途中に外周側に突出したフランジ部を有し、前記パイプ取付孔に挿入される側の先端には外周側に突出した突起を有しており、前記パイプと前記板部材は前記突起と前記リング状部との接触部位及び、前記フランジ部と前記板面との接触部位の2個所で接触しパイプ軸方向の移動が出来ないように係止されており、前記パイプの前記フランジ部と前記突起の間の外周部と、前記板部材の前記円筒部との間に環状のシール部材を挾持して構成されているパイプの取付構造。
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