特許
J-GLOBAL ID:200903004021946010

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-194238
公開番号(公開出願番号):特開平9-307035
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 部品点数を減らして小型化を実現すること。【解決手段】 冷媒槽3は、蒸気通路9と凝縮液通路10とが一体に形成された押出材7と、この押出材7の下端外周部に被せられて蒸気通路9と凝縮液通路10とを連通するキャップ8とから成る。放熱器4は、冷媒槽3の上部に連結部12と複数の放熱管13とを積層して構成される。連結部12は、その内部がセパレータ18によって蒸気通路9に通じる流入室19と凝縮液通路10に通じる流出室20とに仕切られている。放熱管13は、冷媒通路22の両端に他の放熱管13と連通する連通部23が設けられている。各放熱管13は、互いの連通部23同士を合わせて連結部12の上方に積層され、各連通部23に開口する連通口23aを通じて互いの冷媒通路22が連通するとともに、連結部12に開口する流入側連通口17aを通じて流入室19と連通し、流出側連通口17bを通じて流出室20と連通している。
請求項(抜粋):
発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、前記発熱体が取付けられて、内部に前記発熱体の熱を受けて気化する冷媒を収容した冷媒槽と、この冷媒槽で沸騰気化した蒸気冷媒の熱を放出する放熱器と、前記冷媒槽と前記放熱器とを連結する連結部とを備え、前記冷媒槽は、前記発熱体の熱を受けて気化した蒸気冷媒が流出する蒸気通路、前記放熱器で液化した凝縮液が流入する凝縮液通路、及び前記蒸気通路と前記凝縮液通路とを連通する連通路が設けられ、前記連結部は、内部を前記蒸気通路に通じる流入室と前記凝縮液通路に通じる流出室とに仕切る仕切部材を有し、前記放熱器は、前記流入室と前記流出室とを連通する中空状の放熱管から成ることを特徴とする沸騰冷却装置。

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