特許
J-GLOBAL ID:200903004025147015

織物繊維の処理におけるポリアルコキシ化したテルペン誘導体の使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-501688
公開番号(公開出願番号):特表2003-528988
出願日: 2000年06月06日
公開日(公表日): 2003年09月30日
要約:
【要約】織物繊維処理工程において通常使用される化合物と同等の効果を有するが、気泡の出現に付随する欠点を有しない湿潤剤/浸透剤の使用方法を提供する。本発明は、織物繊維を処理する際に、式Zi-X-〔CH(R3)-CH(R4)-O〕n-Aのポリアルコキシ化したテルペン誘導体を使用するための方法に関する〔ここで、式中Zは、少なくとも一つのC1-C6アルキル基により置換されていてもよいビシクロ〔a,b,c〕ヘプテニル基又はビシクロ〔a,b,c〕ヘプチル基(a,b及びcは、a+b+c=5、a=2、3又は4、b=1又は2、c=0又は1であるようなものである)を表す。Xは-CH2-C(R1)(R2)-O-又は-O-CH(R’1)-CH(R’2)-(この場合、Riは水素又は炭化水素基を表す)を表す。R3及びR4は水素又はアルキル基又はアルケニル基を表す。nは1〜200の範囲の値を意味する。Aは、水素、アルキル、(アルキル)アリール基、ハロゲン、-CH2-CH(OH)R5-SO3M、-OPO3(M)2、-(CH2)a-COOM、-(CH2)b-SO3M又は上記化合物の混合物を表す。上記化合物の使用は染色作業に特に有利である。
請求項(抜粋):
a)毛焼き、b)糊抜き、c)洗浄、d)漂白、e)苛性処理、f)染色工程、g)仕上げ、の工程のうちの少なくとも1つの工程から構成され、当該工程のうちの少なくとも1つの工程において使用される式(I)の化合物を用いることを特徴とする織物繊維の処理方法:Zi-X-〔CH(R3)-CH(R4)-O〕n-A〔ここで、・Ziは、少なくとも1つのC1-C6アルキル基くとも1つ(好ましくはメチル)により置換されていてもよいビシクロ[a,b,c]ヘプテニル基又はビシクロ[a,b,c]ヘプチル基(a、b及びcは、a+b+c=5、a=2、3又は4、b=1又は2、c=0又は1であるようなものである)を表し、下式に示したもの(Z1からZ7)及び二重結合を持たないそれらに該当するヘプチルから選択される骨格を含み、 【化1】・Xは、-CH2-C(R1)(R2)-O-又は-O-CH(R'1)-CH(R'2)-(この場合R1及びR2は、同一でも異なってもよく、水素又は線状、分岐状若しくは環状の、飽和若しくは不飽和C1-C6炭化水素基を表し、R'1及びR'2は、同一でも異なってもよく、水素又は線状、分岐状若しくは環状の、飽和若しくは不飽和C1-C22炭化水素基を表す)を表し、・R3及びR4は、同一でも異なってもよく、水素原子又は線状若しくは分岐状C1-C22(シクロ)アルキル基若しくは(シクロ)アルケニル基を表し、・nは1〜200の範囲内での平均値であり、・Aは、水素原子、C1-C6アルキル基、アリール又はアルキルアリール基、ハロゲン原子、-CH2-CH(OH)R5基(ここで、R5は線状若しくは分岐状若しくは環状のC1-C22アルキル若しくはアリール基、又は-SO3M、-OPO3(M)2、-(CH2)a-COOM、-(CH2)b-SO3Mを表し、この場合、a及びbは1〜6であり、Mは、H、Na、K、Li、N(R4)+を表す。ここで基Rは、同一でも異なってもよく、水素原子又はヒドロキシル化されていてもよい線状若しくは分岐状若しくは環状のC1-C22アルキル基を表す)を表し、或いはこれらの化合物の混合物を表す。〕。
IPC (3件):
D06M 13/165 ,  D06M 15/53 ,  D06P 1/613
FI (3件):
D06M 13/165 ,  D06M 15/53 ,  D06P 1/613
Fターム (11件):
4H057AA02 ,  4H057CA30 ,  4H057CB27 ,  4H057CC02 ,  4H057DA01 ,  4H057DA34 ,  4L033AB01 ,  4L033AB05 ,  4L033AC15 ,  4L033BA14 ,  4L033CA48
引用特許:
審査官引用 (1件)

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