特許

J-GLOBAL ID：200903004028096420

液晶表示パネル

発明者： 山口 徹 ,  金子 靖
出願人/特許権者： シチズン時計株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-225071
公開番号（公開出願番号）：特開平6-051303
出願日： 1992年07月31日
公開日（公表日）： 1994年02月25日
要約：

【要約】【目的】高コントラストで視角特性が良好な高密度液晶表示パネルを提供する。【構成】ドメインの発生が最少になるように中央液晶分子が画面に対して45 ゚ずれるようにラビングを施した液晶パネルに、屈折率異方性が正の位相差板と、屈折率異方性が負の位相差板とを介在させる。【効果】ドメインの発生が最小限に抑えられるためにコントラストが向上する。また正と負の位相差板の組み合わせにより、優先視野方向を6時または12時方向に持ってくることができるので、視角特性が良くなる。

請求項（抜粋）：

走査電極および信号電極を有する2枚のガラス基板の間にネマティック液晶を挟持してなる液晶セルとこの液晶セルの両側に配置されている一対の偏光板とを有する液晶表示パネルにおいて、ガラス基板間の液晶層の中央に位置する液晶分子の方向が前記走査電極と信号電極との交点に形成される方形画素の1辺に対してほぼ45 ゚の方向に配置されており、ガラス基板と偏光板との間に屈折率異方性が正の位相差板と、屈折率異方性が負の位相差板とが配設されており、両者の組み合わせにより優先視野方向がほぼ6時または12時方向に設定されていることを特徴とする液晶表示パネル。