特許
J-GLOBAL ID:200903004036289776

鋼のフライス加工用インサート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  亀松 宏 ,  永坂 友康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-330795
公開番号(公開出願番号):特開2007-196365
出願日: 2006年12月07日
公開日(公表日): 2007年08月09日
要約:
【課題】鋼のフライス加工のような断続的な加工に典型的である摩耗機構に対して耐え得る切削工具インサートを提供する。【解決手段】超硬合金基材と被膜とを含む切削インサートであって、 上記基材は、WCと、8〜11wt%Coと、0.1〜0.5wt%Crとを含み、保磁力が18〜22kA/mであり、CW比が0.78〜0.90であり、 上記被膜は、A+B+A+B+・・・という多層構造を備え、ここでAおよびBはそれぞれAlxTi1-yNおよびTiyAl1-yNで表わされる多結晶体で非反復形態であり、x=0.4〜0.7、y=0.6〜1、x<yであり、一組のA+Bサブ層対の平均厚さが30〜300nmでほぼランダムに変動しており、該多層構造被膜の全厚さが、0.5μm〜15μmであることを特徴とする切削インサート。【選択図】図1
請求項(抜粋):
超硬合金基材と被膜とを含む切削インサートであって、 上記基材は、WCと、8〜11wt%Co、より望ましくは9.9〜10.5wt%Co、最も望ましくは9.9〜10.1wt%Coと、0.1〜0.5wt%Cr、より望ましくは0.38〜0.40wt%Crとを含み、保磁力が18〜22kA/m、より望ましくは19〜21kA/m、最も望ましくは19.8〜20.2kA/mであり、CW比が0.78〜0.90、望ましくは0.80〜0.89、最も望ましくは0.83〜0.87であり、 上記被膜は、A+B+A+B+・・・という多層構造を備え、ここでAおよびBはそれぞれAlxTi1-yNおよびTiyAl1-yNで表わされる多結晶体であって形態が非反復性であり、x=0.4〜0.7、望ましくは0.5〜0.67、y=0.6〜1、望ましくは0.75〜1、x<yであり、一組のA+Bサブ層対の平均厚さが30〜300nm、望ましくは60〜120nmでほぼランダムに変動しており、該多層構造被膜の全厚さが、0.5μm〜15μm、望ましくは1μm〜10μm、より望ましくはすくい面側で1μm〜5μm、逃げ面側で2〜8μmである ことを特徴とする切削インサート。
IPC (6件):
B23B 27/14 ,  B23C 5/16 ,  B23P 15/28 ,  C23C 14/06 ,  C23C 14/24 ,  C22C 29/08
FI (7件):
B23B27/14 A ,  B23B27/14 B ,  B23C5/16 ,  B23P15/28 A ,  C23C14/06 L ,  C23C14/24 F ,  C22C29/08
Fターム (12件):
3C046FF03 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16 ,  3C046FF21 ,  3C046FF25 ,  3C046FF32 ,  3C046FF39 ,  4K029BA58 ,  4K029CA04 ,  4K029DB04 ,  4K029DD06

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