特許
J-GLOBAL ID:200903004046147279

物体検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅井 英雄 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-233306
公開番号(公開出願番号):特開平6-082251
出願日: 1992年09月01日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 PSDを用いた物体検知装置において、物体検知の基準となる距離の設定を容易に、且つ高精度に行う。【構成】 PSD33の出力はI/V変換回路34,35を介して投光のタイミングに同期して積分回路38,39で積分される。積分回路38の出力が閾値V0 になると比較回路44の出力信号VCOM はローレベルになり、これによりA/D変換回路45では積分回路39の出力がデジタル化され、距離データとして制御手段20に転送される。制御手段20は操作部46が操作されている場合には、A/D変換回路45から出力された距離データをメモリ47に書き込むが、操作されていない場合には制御手段20は距離データを比較器48に転送する。比較器48はメモリ47に格納されている距離の基準値である距離データと、今回制御手段20から転送された距離データとを比較し、物体が存在するか否かを示す信号を出力する。
請求項(抜粋):
所定の検知エリアに向けて投光ビームを投光する投光部と、位置検出素子としての半導体位置検出素子と、その前面に配置される集光光学系を備えてなり、前記投光部及び前記検知エリアに対して三角測量的に配置されて前記投光部から投光された投光ビームの検知エリアからの反射光を受光する受光部と、前記半導体位置検出素子の出力信号を処理する信号処理手段とを備える物体検知装置において、前記集光光学系の光軸は前記半導体位置検出素子の受光面の中心位置から受光面の長手方向のいずれかの方向にずらされてなり、前記信号処理手段は、前記半導体位置検出素子の二つの電流出力のうちの前記集光光学系の光軸がずらされている側の電流出力を電圧に変換する第1の電流/電圧変換手段と、前記半導体位置検出素子の他方の側の電流出力を電圧に変換する第2の電流/電圧変換手段と、前記第1及び第2の電流/電圧変換回路の出力電圧をそれぞれ前記投光部の投光タイミングに同期して積分する第1及び第2の積分手段と、前記第2の積分手段の出力電圧が所定の閾値になったときに前記第1の積分手段の出力電圧をA/D変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手段の出力値を物体検知のための基準値として記憶するメモリ手段と、前記A/D変換手段の出力値を前記メモリ手段に書き込むためのタイミングを与えるタイミング手段と、前記A/D変換手段の出力値と前記メモリ手段に書き込まれている基準値とを比較して物体が存在すると判断される場合には物体が存在する旨を示す信号を出力する比較手段と、前記A/D変換手段のA/D変換動作が終了した後に前記第1及び第2の積分手段をリセットするリセット手段とを備えることを特徴とする物体検知装置。
IPC (2件):
G01C 3/06 ,  G01V 9/04

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