特許
J-GLOBAL ID:200903004048375503

異常陰影検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-050430
公開番号(公開出願番号):特開平9-238936
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 前縦隔隔壁、後縦隔隔壁の領域及び胃や腸等の領域を異常陰影検出対象となる肺領域から除外し、確度の高い異常陰影検出システムを提供する。【解決手段】 第1の断層像Pm,1 から検出された肺領域Pm,3 と第1の断層像に隣接する第2の断層像Pm+1,1 の各領域との重なりの割合を検出し、第2の断層像から重なりがしきい値以下の領域を削除し、この画像から第2の肺領域Pm+1,4 を検出する。次いで第2の肺領域と第2の断層像に隣接する第3の断層像の各領域との重なりの割合を検出し、第3の断層像から重なりがしきい値以下の領域を削除し、この画像から第3の肺領域を検出し、以下隣接する断層像について順次肺領域を検出する。
請求項(抜粋):
複数の断層像から異常陰影を検出する異常陰影検出システムにおいて、第1の断層像から肺領域を検出する第1の肺領域検出手段と、前記複数の断層像から選ばれた2つの断層像のそれぞれの領域の重なりの割合を検出する重複度検出手段と、前記重なりがしきい値以下の領域を断層像から削除した画像を生成する領域削除手段と、前記領域削除手段により領域が削除された画像から肺領域を検出する第2の肺領域検出手段と、画像から異常陰影を検出する異常陰影検出手段と、を備えてなり、前記第1の肺領域検出手段により第1の断層像から第1の肺領域を検出し、第1の肺領域と第1の断層像に隣接する第2の断層像の各領域との重なりの割合を前記重複度検出手段により検出し、第2の断層像から重なりがしきい値以下の領域を領域削除手段により削除した画像を生成し、前記画像から第2の肺領域検出手段により第2の肺領域を検出し、次いで、前記検出された第2の肺領域と第2の断層像に隣接する第3の断層像の各領域との重なりの割合を前記重複度検出手段により検出し、第3の断層像から重なりがしきい値以下の領域を領域削除手段により削除した画像を生成し、前記画像から第2の肺領域検出手段により第3の肺領域を検出し、以下隣接する断層像について順次同様に肺領域を検出し、肺領域が検出されたすべての断層像から前記異常陰影検出手段により肺領域内の異常陰影を検出することを特徴とする異常陰影検出システム。
IPC (3件):
A61B 6/03 360 ,  A61B 6/00 ,  G06T 1/00
FI (3件):
A61B 6/03 360 D ,  A61B 6/00 350 Z ,  G06F 15/62 390 B

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