特許
J-GLOBAL ID:200903004055784273

雑音除去ユニット及びそのユニットを用いた伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-110319
公開番号(公開出願番号):特開平7-297035
出願日: 1994年04月25日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】同軸ケーブルを用いた伝送システムにおける雑音の混入の防止【構成】同軸ケーブルC1の両端には中継増幅器R1、R2との間で、雑音除去ユニットU1、U2が配設され、雑音除去ユニットU1及びU2は、リング状のフェライトコア20に1対の並行線21、22が同一向きに巻かれてコイルを構成している。この回路において、自己インダクタンスL11〜L22の値は充分に大きいので、各アース帰還閉回路のインダクタンスは、それらのインダクタンスで決定され、等しい値となる。両アース帰還閉回路を貫く磁束の時間変化によって、雑音電流が両アース帰還閉回路に流れるが両アース帰還閉回路のインダクタンスは等しいので、両アース帰還閉回路を流れる雑音電流は等しくなり、芯線11と外被線12との間の信号電圧はこの雑音電流を影響を受けない。信号電流はコアの磁束が0となるように誘導されるので、この装置の影響を受けない。
請求項(抜粋):
同軸ケーブルを用いたブロードバンド伝送システムにおいて使用されるユニットであって、前記同軸ケーブルの片端と中継増幅器の入力端又は出力端との間に挿入される雑音除去ユニットであって、前記雑音除去ユニットは、前記同軸ケーブルの芯線と外被線とに接続される並行線が磁気コアに同一方向に巻かれ、芯線とアースとで構成される閉ループ又は外被線とアースで構成される閉ループのインダクタンスよりも充分に大きい自己インダクタンスを持ったコイルを有することを特徴とする雑音除去ユニット。
IPC (2件):
H01F 17/06 ,  H04B 15/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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