特許
J-GLOBAL ID:200903004056443836

可変リラクタンス形レゾルバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-283082
公開番号(公開出願番号):特開平5-122916
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 簡易な構成でパーミアンスの高調波成分の影響を受けることなく、正確な回転角度又は回転速度を検出する。【構成】 ステータ1に3相18極の第1の磁極A11〜C16を形成すると共に、同様に3相18極の第2の磁極A21〜C26を形成し、各磁極A11〜C26に励磁巻線LA11 〜LC26 を巻回し、これらの一端を単相交流電源3に接続すると共に、他端を抵抗RA1〜RC2を介して接地することにより、励磁巻線及び抵抗間から導出した出力端子TA1〜TC2からロータ2のスロット歯TR との間でのリアクタンス変化に応じた電流変化を電圧として検出し、これらのうち同相の検出電流を差動増幅回路5A〜5Cに供給して差値を算出し、その出力を相変換回路6で2相に変換してパーミアンスの高調波歪を除去し、これを信号処理回路で信号処理することにより、正確な回転角度又は回転速度を検出する。
請求項(抜粋):
ロータ鉄心とステータ磁極とをこれら間の空隙中のリラクタンスがロータ鉄心位置により変化し、ロータ鉄心1回転でリラクタンス変化の基本波成分がn周期となるように構成し、前記リラクタンス変化を検出することにより回転角度位置又は回転速度を検出する可変リラクタンス形レゾルバにおいて、前記ステータに等間隔で形成した3N(Nは1以上の整数)相の所定数の第1の磁極と、該第1の磁極間の中央位置に形成した3N相の所定数の第2の磁極と、前記第1及び第2の磁極に個別に配設され各相毎に互いに直列に接続された励磁巻線と、各相の励磁巻線に交流電力を供給したときのリラクタンス変化による電流変化を検出する電流変化検出手段と、該電流変化検出で検出された各相の第1の磁極及び第2の磁極の電流検出値の差値を算出する3N個の差値算出手段と、該差値算出手段の3N相の差値出力を2N相に変換する相変換手段と、該相変換手段の変換出力に基づいて回転角度又は回転速度を演算する信号処理手段とを備えたことを特徴とする可変リラクタンス形レゾルバ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-047613

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