特許
J-GLOBAL ID:200903004082396900

オゾンと二酸化塩素による紙パルプの漂白方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-260191
公開番号(公開出願番号):特開平11-172589
出願日: 1998年09月14日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】少量のAOXを発生させるにもかかわらず、低濃度のパルプを効率的に漂白する方法を提供する。【解決手段】紙パルプをオゾンの作用と二酸化塩素の作用に前後して供する紙パルプを漂白する。この紙パルプは約5重量%以下の濃度を有するいわゆる「低濃度」パルプであり、オゾンとパルプとの混合をパルプを低速で攪拌する一方オゾンをパルプ中に導入する回転攪拌器中で行って流動化パルプを得、回転攪拌器の壁における該パルプの接線周速度を12m/s以下、約2m/s以上とし、オゾンと該パルプとの接触時間を1分〜20分とし、回転攪拌器に導入されるオゾンの量を乾燥基準で紙パルプ1トン当り1kg〜20kgとし、パルプをオゾンとの反応の実質的に全続行時間にわたって該流動化状態に維持する。
請求項(抜粋):
紙パルプをオゾンの作用と二酸化塩素の作用に前後して供する紙パルプを漂白するための方法において、紙パルプが約5重量%以下の濃度を有するいわゆる「低濃度」パルプであり、オゾンと該パルプとの混合を該パルプを低速で攪拌する一方オゾンを該パルプ中に導入する回転攪拌器中で行って流動化パルプを得、該回転攪拌器の壁における該パルプの接線周速度を12m/s以下であるが約2m/s以上とし、オゾンと該パルプとの接触時間を1分ないし20分とし、該回転攪拌器に導入されるオゾンの量を乾燥基準で紙パルプ1トン当り1kgないし20kgとし、該パルプをオゾンとの反応の実質的に全続行時間にわたって該流動化状態に維持することを特徴とする紙パルプの漂白方法。
IPC (2件):
D21C 9/10 ,  D21C 9/153
FI (2件):
D21C 9/10 A ,  D21C 9/153

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