特許
J-GLOBAL ID:200903004087387110

シミュレーション装置及びシミュレーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317891
公開番号(公開出願番号):特開平11-153634
出願日: 1997年11月19日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 電磁波解析と回路解析との融合シミュレーションを少ない計算量で行い、かつ安定した解が得られるようにする。【解決手段】 電磁波解析手段1は、時刻tem01で磁界を計算し、時刻tem02で電界を計算することにより、過渡的な電磁波解析を行っている。回路解析手段2が回路方程式を解くべき時刻tcsは、状況に応じて値が変化する時間刻み幅Δtcsで進行させられる。電流源値引き渡し手段3は、時刻tem01と時刻tcsとが、時間差λ1 内に接近した場合には、電磁波解析手段1により計算された磁界に基づいて回路の電流源値を算出し、算出した電流源値を回路解析手段2へ引き渡す。電界値引き渡し手段4は、時刻tem02と時刻tcsとが、時間差λ2 内に接近した場合には、回路解析手段2により求められる回路への電圧に基づいて、回路が存在している領域の電界値を算出し、算出した電界値を電磁波解析手段1へ引き渡す。
請求項(抜粋):
特定の空間内の過渡的な電磁波解析と前記空間内に配置された回路の回路解析とを時間領域で連携したシミュレーションを行うシミュレーション装置において、磁界を計算するたびに一定の第1の時間刻み幅で進行させる第1の時刻と、前記第1の時刻から一定時間ずらされており、電界を計算するたびに前記第1の時間刻み幅で進行させる第2の時刻とを定義し、磁界の計算と電界の計算とを交互に行うことにより電磁波解析を行っており、電界を計算する際には、前記回路が存在している領域の電界値が引き渡されるのを待ち、電界値が引き渡されたら、引き渡された電界値を反映させて前記空間内の電界を求める電磁波解析手段と、状況に応じて値が変化する第2の時間刻み幅で進行させる第3の時刻を定義し、前記第3の時刻における回路方程式を解くことで前記回路にかかる電圧を求めており、前記第1の時刻と前記第3の時刻とが、予め設定されている第1の時間差内に接近した場合には、前記回路の電流源値が引き渡されるのを待ち、前記回路の電流源値が引き渡されたら、渡された値によって前記回路の電流源値を更新して回路解析を続行する回路解析手段と、前記第1の時刻と前記第3の時刻とが前記第1の時間差内に接近した場合には、前記電磁波解析手段により計算された磁界に基づいて前記回路の電流源値を算出し、算出した電流源値を前記回路解析手段へ引き渡す電流源値引き渡し手段と、前記第2の時刻と前記第3の時刻とが予め設定されている第2の時間差内に接近した場合には、前記回路解析手段により求められる前記回路にかかる電圧に基づいて、前記回路が存在している領域の電界値を算出し、算出した電界値を前記電磁波解析手段へ引き渡す電界値引き渡し手段と、を有することを特徴とするシミュレーション装置。
IPC (5件):
G01R 29/08 ,  G01R 31/28 ,  G06F 17/00 ,  G06F 17/50 ,  G01R 33/10
FI (6件):
G01R 29/08 Z ,  G01R 33/10 ,  G01R 31/28 F ,  G06F 15/20 D ,  G06F 15/60 612 A ,  G06F 15/60 666 Z

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