特許
J-GLOBAL ID:200903004089829519

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-051543
公開番号(公開出願番号):特開平7-257152
出願日: 1994年03月23日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 車室外の空気の汚れ度合いに応じて内外気モードを切り換えるオート内外気制御において、内外気モードの切り換わり頻度を少なくすることと、車室外の汚れた空気が車室内へ進入することを防ぐことをバランス良く行うことを目的とする。【構成】 ガスセンサの出力値TGが基準値TLより大きくなると、内気循環モードに切り換える。そして、ガスセンサの出力値TGが基準値TLより小さい状態になると外気導入モードに切り換える。ここで、基準値TLは吹出口から車室内に吹き出される風量が多いほど小さく設定する。これにより、車室外の空気の汚れによる車室内乗員が感じる不快度が大きいときは、すばやく内気循環モードに切り換え、車室外の汚れた空気が車室内に進入することを防止できる。また、車室外の空気の汚れによる車室内乗員が感じる不快度が小さいときは、内外気モードの切り換わり頻度を低減できる。
請求項(抜粋):
車室内へ空気を導くための空気通路と、前記空気通路の空気上流側部位に形成され、車室外と連通し車室外の空気を前記空気通路に取り入れるための外気導入口と、前記空気通路の空気上流側部位に形成され、車室内と連通し車室内の空気を前記空気通路に取り入れるための内気導入口と、前記空気通路の空気下流側部位に配設され、車室内乗員に向かって送風するための吹出口と、前記外気導入口と前記内気導入口とを開閉する内外気開閉手段と、前記内外気開閉手段を駆動させる内外気開閉駆動手段と、車室外の空気の汚れ度合いを検出する汚れ検出手段と、前記吹出口から車室内へ吹き出される風量に相当する物理量を検出する物理量検出手段と、前記汚れ検出手段が検出した汚れ度合いが所定の基準値より大きいか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記汚れ度合いが前記所定の基準値より大きいと判定されたら、前記外気導入口が閉塞し前記内気導入口が開口するように前記内外気開閉駆動手段を制御する第1内外気制御手段と、前記判定手段により前記汚れ度合いが前記所定の基準値より小さいと判定されたら、前記外気導入口が開口し前記内気導入口が閉塞するように前記内外気開閉駆動手段を制御する第2内外気制御手段と、前記物理量検出手段が検出する前記物理量が、少ない風量に相当する量になる程、前記基準値を高い値に設定する基準値設定手段とを備えることを特徴とする車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 103 ,  B60H 1/00

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