特許
J-GLOBAL ID:200903004102239807

雑音除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-232889
公開番号(公開出願番号):特開平8-098060
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 雑音を含んだ映像信号から雑音以外の映像信号を雑音と同時に除去してしまうのを軽減して、雑音除去を効果的に行うことのできる雑音除去装置を提供することを目的とする。【構成】 非線形処理手段85_00〜85_13の特性を閾値演算手段8b_00〜8b_13が演算して出力する閾値によって可変できる非線形特性とし、直交変換手段84のの各出力に対してノイズ信号の方が映像信号よりも平均的に大きく分布する出力に関しては、非線形処理手段85_00〜85_13で非変形特性の閾値を大きくした特性で非線形処理を行い、ノイズ信号の方が映像信号よりも平均的に小さく分布する出力に関しては、非線形処理手段85_00〜85_13で非線形特性の閾値を小さくした特性で非線形処理を行うようにし、ノイズ信号のみが非線形処理手段85_00〜85_13で大きく抽出されるように構成する。
請求項(抜粋):
入力映像信号に応動した信号を遅延させる遅延手段と、前記入力信号と前記遅延手段の出力信号との差分信号を得る第1の減算手段と、前記第1の減算手段にて得られた時間的に直列な前記差分信号を時間的に並列なデータに変換する直列並列変換手段と、前記直列並列変換手段にて得られた時間的に並列なデータに対して直交変換を施す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対して、映像信号成分に対してノイズ信号成分の分布の方が大きい周波数成分に対しては、抽出量を大きくとり、映像信号成分に対してノイズ信号成分の分布の方が小さい周波数成分に対しては、抽出量を小さくとるように非線形特性を持った非線形処理手段と、前記非線形処理手段の出力に対して、前記直交変換手段における直交変換に対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手段と、前記直交逆変換手段の出力する時間的に並列なデータを時間的に直列なデータに変換する並列直列変換手段と、前記並列直列変換手段の出力を減衰させる減衰手段と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差分信号を得る第2の減算手段とを有し、前記第2の減算信号は前記遅延手段にて遅延され、前記第2の減算手段の出力信号をノイズが除去された信号として取り出す事を特徴とする雑音除去装置。
IPC (2件):
H04N 5/21 ,  H04N 7/30
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-004677
  • 特開平3-079168
  • 特開平4-172876
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