特許
J-GLOBAL ID:200903004104532676

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-156963
公開番号(公開出願番号):特開平7-012209
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 摩擦要素の掛け換えによって行うアップシフト変速時のトルクフェーズ時間を設定値に保つための、高速段選択用摩擦要素の作動圧に関した学習制御を、安価に可能にする。【構成】 セカンドブレーキS/BからバンドブレーキB/Bへの掛け換えにより行う2→3アップシフト変速に際しコントローラ60は、高速段選択圧PB/Bが設定値に達して圧力スイッチ63がONする変速開始瞬時から、イナーシャフェーズ開始瞬時までのトルクフェーズ時間を、内蔵タイマによって計測し、このトルクフェーズ時間が設定値となるよう、トルクフェーズ中におけるバンドブレーキB/Bの室3Aへの圧力PB/B を学習制御し、ソレノイド弁50に資する。
請求項(抜粋):
低速段選択用摩擦要素および高速段選択用摩擦要素を具え、これら両摩擦要素の作動圧を個々の弁により給排可能で、前記高速段選択用摩擦要素を対応する前記弁からの作動圧により締結すると共に前記低速段選択用摩擦要素を対応する前記弁の状態切り換えに伴う作動圧の排除により解放して低速段から高速段へのアップシフト変速を行うようにした自動変速機において、前記高速段選択用摩擦要素の作動圧を検出する高速段選択圧検出手段と、該手段により検出した高速段選択用摩擦要素の作動圧が設定値に達する時を変速開始と判別する変速開始検知手段と、該手段による変速開始検知瞬時からイナーシャフェーズが開始される瞬時までのトルクフェーズ時間を計測する計時手段と、該手段により計測したトルクフェーズ時間が目標値となるよう、前記高速段選択用摩擦要素のトルクフェーズ中における作動圧を学習制御する高速段選択圧制御手段とを設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:68
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-224360

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