特許
J-GLOBAL ID:200903004108632918
パラ配向型アラミド繊維の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-116197
公開番号(公開出願番号):特開平5-230711
出願日: 1986年11月29日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 優れた機械的物性(高強度、高弾性率)と高い難燃性の両方を兼備し、かつ耐洗濯や耐光の堅牢度に優れた難燃性のパラ配向型アラミド繊維を提供する。【構成】 3.5 以上の固有粘度(ηinh)を有する、パラ配向型アラミドと硫酸系溶媒から光学異方性ドープをつくり、該ドープをオリフィスを通して一旦、空気中に押し出した後、凝固させ、かつ、凝固時または/および残存する硫酸系溶媒が対乾燥繊維比5重量%以上の洗浄初期に凝固糸条から実質的に張力を解放し、該溶媒を実質的に除去して得た水分量が80重量%以上の繊維と脂肪族リン酸エステル、脂肪族環式リン酸エステル及び芳香族リン酸エステルよりなる群から選択される少なくとも一種の難燃剤を含有する溶液とを張力の実質的解放下に接触させて該難燃剤を繊維中に拡散させ、次いで 120°C以上で乾燥させることにより少なくとも1.41g/cm3 の密度を有するパラ配向型アラミド繊維を製造する。
請求項(抜粋):
3.5 以上の固有粘度 (ηinh)を有する、パラ配向型アラミドと硫酸系溶媒から光学異方性ドープをつくり、該ドープをオリフィスを通して一旦、空気中に押し出した後、凝固させ、かつ、凝固時または/および残存する硫酸系溶媒が対乾燥繊維比5重量%以上の洗浄初期に凝固糸条から実質的に張力を解放し、該溶媒を実質的に除去して得た水分量が80重量%以上の繊維と脂肪族リン酸エステル、脂肪族環式リン酸エステル及び芳香族リン酸エステルよりなる群から選択される少なくとも一種の難燃剤を含有する溶液とを張力の実質的解放下に接触させて該難燃剤を繊維中に拡散させ、次いで 120°C以上で乾燥させることを特徴とする少なくとも1.41g/cm3 の密度を有するパラ配向型アラミド繊維の製造方法。
IPC (2件):
D01F 6/60 371
, D01F 6/60
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