特許
J-GLOBAL ID:200903004113048825

小断面トンネルにおいて複線化を可能とするズリ搬出方法およびズリ搬出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和泉 久志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-069870
公開番号(公開出願番号):特開2001-152789
出願日: 2000年03月14日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】【課題】小断面トンネルであっても、ベルトコンベアとズリ運搬車とによるズリ搬出方式を採用しながら、後続台車区間を含めて全線複線化を可能とする。【解決手段】トンネル長手方向に沿って区間長さが可変自在とされ、かつ伸長時の長さ区間内において前記ベルトコンベア4の支持を分担するコンベア受け台車2を後続台車1に連結し、かつ上部側にて前記ベルトコンベア4を支持可能とされ、前記ベルトコンベア4下の空間に進入した長さ区間内において前記ベルトコンベア4の支持を分担し得るズリ鋼車3を前記コンベア受け台車2の後部側に係脱自在に連結する。前記ベルトコンベア4の下側空間にズリ鋼車3を進入させてズリ鋼車3に積込みするに際し、ズリ鋼車3の進入区間部分のベルトコンベア4をズリ鋼車3によって支持し、ズリ鋼車3の進入区間以外のベルトコンベア部分を前記コンベア受け台車2によって支持するようにする。
請求項(抜粋):
小断面トンネルの掘削施工においても全線複線化軌条方式を可能とするズリ搬出方法であって、トンネル内に並列して敷設された2組みの軌条の内、一方側の軌条にトンネル掘削機の後方に連行される後続台車を走行させ、この後続台車の上部にトンネル掘削部で発生したズリを後方側に輸送するベルトコンベアを配設するとともに、該ベルトコンベアを後続台車を越えて後方側まで延在して設け、かつズリ運搬車において、前記ベルトコンベア下の空間に進入した際に、上部側にて前記ベルトコンベアを支持可能とする一方、前記ズリ運搬車の進入を阻害しない条件の下で、前記後続台車を越えて延在されるベルトコンベア部分の一部または全部を支持可能とするコンベア仮受け設備を設け、前記ベルトコンベアの下側空間にズリ運搬車を進入させベルトコンベアから投下されるズリをズリ運搬車に積込みするに際し、ズリ運搬車の進入区間部分のベルトコンベアをズリ運搬車によって支持させるとともに、ズリ運搬車の進入区間以外のベルトコンベア部分を前記コンベア仮受け設備によって支持させるようにし、その後、ズリ積み込みを完了したズリ運搬車がズリを坑外へ輸送している間、前記後続台車を越えて延在されるベルトコンベア部分を前記コンベア仮受け設備によって支持するようにしたことを特徴とする小断面トンネルにおいて複線化を可能とするズリ搬出方法。
Fターム (3件):
2D054AC20 ,  2D054DA02 ,  2D054DA17

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