特許
J-GLOBAL ID:200903004126147415

最尤系列推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-002979
公開番号(公開出願番号):特開平6-284094
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 最尤系列推定装置において、フェージングの遅延時間が小さい場合の特性劣化を抑圧し、フェージングによる伝送路特性の時間変動に対する追随特性の改善を図ることを目的とする。【構成】 分数間隔タップFIRフィルタ1、タップ係数選択回路2、最尤系列推定回路3、伝送路特性推定回路4、オーバーサンプリング受信信号入力端子5、既知系列入力端子6、判定値出力端子7とからなる最尤系列推定装置。
請求項(抜粋):
伝送路特性に基づいて、現在の受信信号に対して生起する可能性のある送信系列に組み合わせである各々の「ステート」に対する「確からしさ」と過去の「ステート」に繋がる「生き残り系列」に対してすでに計算され記憶された「確からしさ」から、現在の各々の「ステート」に対する最も生起する可能性の高い系列を「生き残り系列」として記憶するビダビ・アルゴリズムを用いて、全ての受信信号を入力した後最終的に残った唯一の「生き残り系列」(最尤系列)を判定値(送信信号の推定値)として判定し出力する最尤系列推定装置において、受信信号をシンボルレートの数倍で標本化したオーバーサンプリング受信信号と、あらかじめ既知の系列(トレーニング系列)を入力し、あらかじめ用意しておいてタップ係数の候補の中から後述の分数間隔タップFIR(有限インパルス応答)フィルタのタップ係数を選択し出力するタップ係数選択回路と、オーバーサンプリング受信信号とタップ係数を入力しシンボルレートの分数間隔タップFIRフィルタ出力を出力する分数間隔タップFIRフィルタと該分数間隔タップFIRフィルタ出力と後述の伝送路推定回路の推定した伝送路特性を入力し文頭に述べた最尤系列推定を行い判定値と仮判定値を出力する最尤系列推定回路と、分数間隔タップFIRフィルタ出力と仮判定値を入力し、伝送路特性を出力する伝送路推定回路と、からなる最尤系列推定装置。
IPC (4件):
H04B 14/04 ,  H03M 13/12 ,  H04B 1/10 ,  H04L 25/08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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