特許

J-GLOBAL ID：200903004127809772

溶接性および低温靭性の優れた低降伏比高張力鋼の製造方法

発明者： 渡部 義之 ,  吉江 淳彦 ,  今井 晴雄 ,  吉田 譲 ,  磯田 征司
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田中 久喬
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-346472
公開番号（公開出願番号）：特開平10-168516
出願日： 1996年12月11日
公開日（公表日）： 1998年06月23日
要約：

【要約】【課題】 本発明は、主として液体アンモニアとLPGなどの他種液化ガスを混載する多目的タンク用鋼材としての溶接性および低温靭性に優れた低降伏比高張力鋼の製造方法。【解決手段】 低C-Ni-Nb-Ti系を基本とする低Pcm鋼を1000〜1250°Cに加熱し、オーステナイト未再結晶温度域での累積圧下量を30%以上とし、800°C以上の温度で熱間圧延を終了後直ちに焼入れし、さらに750〜870°Cに再加熱後焼入れ、Ac1点以下の温度で焼戻し処理を行う。

請求項（抜粋）：

重量%で、C:0.05〜0.15%Si:0.40%以下Mn:1.0〜2.0%P:0.020%以下S:0.010%以下Ni:0.05〜1.0%Nb:0.005〜0.020%Ti:0.005〜0.025%Al:0.060%以下N:0.001〜0.005%かつ、Pcm=C+Si/30+Mn/20+Ni/60が0.25%以下残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼を1000〜1250°Cに加熱し、オーステナイト未再結晶温度域での累積圧下量を30%以上とし、800°C以上の温度で熱間圧延を終了後直ちに焼入れし、さらに750〜870°Cに再加熱後焼入れ、引続きAc1点以下の温度に加熱して焼戻し処理をすることを特徴とする溶接性および低温靭性に優れた低降伏比高張力鋼の製造方法。

IPC (5件)：

C21D 8/00 ,  C21D 1/18 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58

FI (5件)：

C21D 8/00 A ,  C21D 1/18 E ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-227362   出願人：新日本製鐵株式会社
• 耐候性の良好な低降伏比高張力鋼板の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-006045   出願人：川崎製鉄株式会社