特許
J-GLOBAL ID:200903004129501295
ミシンの自動糸切り装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-262321
公開番号(公開出願番号):特開平9-075573
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【構成】水平釜を使用したミシンの自動糸切り装置において、自動糸切り装置がベース本体の糸切り台板9に固着された固定メス10と、可動メス2と該可動メスとスペーサ3を介して一体化されたスライド板4とからなる可動メスユニット40とを備え、該可動メスユニットが前記糸切り台板に対して摺動自在に支持され、糸切り時の前記可動メスユニットの往動時に前記スライド板が切断すべき上下糸を下方から押し上げながら通過し、復動時に前記上下糸を捕捉し、糸押えを使用せず可動メス2と固定メス10と協働で前記上下糸を切断する。【効果】水平釜を使用したミシンの自動糸切り装置において、糸押え機能を有する装置を設ける必要がないので、前歯を備えたミシンによる本来の送り性能を犠牲にしないミシンの自動糸切り装置を提供できる。
請求項(抜粋):
水平釜を使用したミシンのベース本体内に設けられ、ベース本体に対して所定の位置に固着された固定メスと、該固定メスと協働して糸を切断する糸切り駆動機構により駆動させられる可動メスとを備え、ミシンによる縫製作業の終了時に可動メスの運動軌跡と交差する位置に案内された針板針穴から引き出され釜の上方側を通過する上糸と、釜から引き出され針板針穴に至る下糸とからなる上下糸を可動メスの往復動により切断するミシンの自動糸切り装置において、前記固定メスは前記ベース本体に取り付けられた糸切り台板に固着され、前記固定メスの厚さ分のスペーサを介して前記可動メスがスライド板と一体化されて可動メスユニットを構成し、該可動メスユニットが前記可動固定メスを挟んで糸切り台板に対して摺動自在にに支持され、糸切り操作時の前記糸切り駆動機構による前記可動メスユニットの往動時に前記スライド板が前記上下糸の通常の経路の下方を通過し、復動時に前記上下糸を捕捉し前記可動メスの運動軌跡内に案内することで上下糸を切断することを特徴とするミシンの自動糸切り装置。
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