特許
J-GLOBAL ID:200903004130709126

送信電力制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-186117
公開番号(公開出願番号):特開平10-032540
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 各基地局の通信品質を均一にし、全体の効率が良くなるような送信電力制御方法及び装置を得る。【解決手段】 基地局から送信される制御信号を、移動局は制御信号が最も大きい基地局と接続して上り情報信号を送信し、基地局は移動局に下り情報信号を送信する符号分割多元接続通信方式システムの基地局において、受信した信号の総電力を測定する工程と、接続された移動局の各上り情報信号の受信電力の平均を算出する工程と、受信した信号の総電力と上り情報信号の受信電力の平均とに基づいて、通信品質を算出する工程と、通信品質と目標値との通信品質差を算出する工程と、通信品質差に基づいて更新送信電力差を算出する工程と、更新送信電力差と時間T前に算出された送信電力とを加算し、送信電力を算出する工程と、算出された送信電力で制御信号及び下り情報信号を送信する工程とを有している。
請求項(抜粋):
複数の小無線ゾーンによってサービスエリアが構成され、前記小無線ゾーン毎に設置された基地局から常時送信される制御信号を、移動局が複数の基地局から受信し、前記制御信号の受信電力が最も大きい基地局と無線接続して上り情報信号を送信し、また前記制御信号の受信電力が最も大きい基地局は、無線接続された前記移動局に下り情報信号を送信する、符号分割多元接続通信方式の移動通信システムで、基地局が送信する信号の電力を一定時間間隔Tで制御する送信電力制御方法の、離散時刻iの前記基地局において、受信した全ての信号の総電力を測定する工程と、前記無線接続された移動局の各上り情報信号の受信電力の平均を算出する工程と、前記受信した全ての信号の総電力と前記上り情報信号の受信電力の平均とに基づいて、離散時刻iにおける通信品質を算出する工程と、前記離散時刻iにおける通信品質と目標値との通信品質差を算出する工程と、前記通信品質差に基づいて更新送信電力差を算出する工程と、前記更新送信電力差と前記一定時間間隔T前の離散時刻i-1において算出された送信電力とを加算した値に基づいて、離散時刻iにおける送信電力を算出する工程と、前記離散時刻iにおける送信電力で前記制御信号及び前記下り情報信号を送信する工程とを有することを特徴とする送信電力制御方法。
IPC (2件):
H04B 7/26 102 ,  H04J 13/00
FI (2件):
H04B 7/26 102 ,  H04J 13/00 A

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