特許
J-GLOBAL ID:200903004130842900
長さ調整自在なクレビス継手を備えた構造部材
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289027
公開番号(公開出願番号):特開平8-128108
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 架構に組み込まれる構造部材をクレビス継手を用いてピン接合する場合に、構造部材の長さ調整を可能にして寸法誤差を吸収できるようにする。【構成】 パイプ材8の両端に円筒状コネクタ10A,10Bを固定し、その内面に刻設した雌ねじ9A,9Bに螺着する雄ねじ12A,12Bを有したクレビス部材4,4を取り付けておく。雄ねじ12A,12Bの螺旋方向を逆にし、パイプ材8が回転させると両端のクレビス部材4A,4Bを同時にパイプ材8から離隔したり接近させることができる。パイプ材8を架構の所定箇所に運んでクレビス部材でピン接合した後に、他方のクレビス部材を所定箇所に臨ませる。クレビスアイ4a,6aにクレビスボルト5を挿通できないときはパイプ材8を回転させ、クレビスアイの一致を図る。ねじによった微調整がなされ、ガタのない取付が実現される。
請求項(抜粋):
U字状部材とこれに嵌入してクレビスボルトによりピン接合される挿入板状部材とからなるクレビス継手のいずれか一方のクレビス部材が、長尺なパイプ材の端部に取り付けられている構造部材において、前記クレビス部材が取り付けられるパイプ材の端部に、雌ねじを内面に形成した円筒状コネクタが固定され、前記クレビス部材にはクレビスアイの存在しない基部側に円柱状部が設けられると共に、該円柱状部から延出して前記雌ねじに螺着する雄ねじが形成され、前記円柱状部の雄ねじ側外周縁に、前記円筒状コネクタの端面との間で溶接開先を形成させるための面取り部が設けられていることを特徴とする長さ調整自在なクレビス継手を備えた構造部材。
IPC (2件):
前のページに戻る