特許
J-GLOBAL ID:200903004131291486

引き違い扉装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-282580
公開番号(公開出願番号):特開平8-121013
出願日: 1994年10月22日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 特に大型大重量の扉体に好適な、両扉体がフラットになる引き違い扉装置を提供すること。【構成】 第一扉体1の上端側を走行ユニット14Aを介して支持案内する上側第一ガイドレール6Aと、第二扉体2の上端側を平行リンク5aを介して支持する走行ユニット4Aを支持案内する上側第二ガイドレール3Aとが、上側第一ガイドレール6Aが下になるように上下2段に一体に連設され、第一扉体1の下端側を走行ユニット14Bを介して支持案内する下側第一ガイドレール6Bと、第二扉体2の下端側を平行リンク5aを介して支持する走行ユニット4Bを支持案内する下側第二ガイドレール3Bとが、下側第一ガイドレール6Bが上になるように上下2段に一体に連設されている。
請求項(抜粋):
第一扉体(1) 、第二扉体(2) 、上下一対の第一ガイドレール(6A,6B) 、及び上下一対の第二ガイドレール(3A,3B) を有し、上側第一ガイドレール(6A)と上側第二ガイドレール(3A)とは、上側第一ガイドレール(6A)が下になるように上下2段に一体に連設され、下側第一ガイドレール(6B)と下側第二ガイドレール(3B)とは、下側第一ガイドレール(6B)が上になるように上下2段に一体に連設され、第一扉体(1) は、上下一対の第一ガイドレール(6A,6B) の各々に係合する走行ユニット(14A,14B) と、移動方向一端に設けられた第二扉体押し出し作用部(38a,38b) とを備え、各走行ユニット(14A,14B) は、上下各第一ガイドレール(6A,6B) の溝形レール部(8,11)に嵌合する垂直軸ホィール(17,19) を有するとともに、上下何れかの走行ユニット(14A) は、対応する第一ガイドレール(6A)の水平レール面(7a)上を転動する支持用水平軸ホィール(16)を有し、第二扉体(2) は、上下一対の第二ガイドレール(3A,3B) の各々に係合する走行ユニット(4A,4B) と、平行リンク(5a,5b) と、スプリング(33)と、第一扉体への乗り上げ作用部(34a,34b) とを備え、各走行ユニット(4A,4B) は、上下各第二ガイドレール(3A,3B) の溝形レール部(9a,9b,12)に嵌合する垂直軸ホィール(22a,22b,26)を有するとともに、上下何れかの走行ユニット(4A)は、対応する第二ガイドレール(3A)の水平レール面(9c)上を転動する支持用水平軸ホィール(23)を有し、平行リンク(5a,5b) は、上下各走行ユニット(4A,4B) と第二扉体(2) の上下両端とを第一扉体(1) の上方及び下方を通じて連結して、当該第二扉体(2) を第一扉体(1) の走行経路と重なる内側位置(P1)と第一扉体(1) の走行経路に対する外側位置(P2)との間で平行移動可能にし、スプリング(33)は、第二扉体(2) を内側位置(P1)に復帰させる方向に付勢し、第一扉体への乗り上げ作用部(34a,34b) は、第二扉体(2) が内側位置(P1)にあるときに第一扉体(1) の第二扉体押し出し作用部(38a,38b) に隣接する側の端部に設けられ、第一扉体(1) と内側位置(P1)にある第二扉体(2) とが相対的に接近移動したとき、第二扉体押し出し作用部(38a,38b) と第一扉体(1) への乗り上げ作用部(34a,34b) とが互いに当接して第一扉体(1) に対し第二扉体(2) が外側位置(P2)へ平行移動する引き違い扉装置。

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