特許
J-GLOBAL ID:200903004138802591
渦巻き型電池およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大前 要
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-290629
公開番号(公開出願番号):特開2002-100393
出願日: 2000年09月25日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 電極芯体切れや内部短絡のない渦巻き型電池をコストアップを伴うことなく実現する。【解決手段】 電池缶内面に対向する側の活物質層を表側活物質層5とし、渦巻き電極体の捲回中心側の活物質層を裏側活物質層6とし、正極板8または負極板7を捲回方向に直交する断面で見て、電極芯体2表面から表側活物質層5の表面に直交する垂線の足の長さを表層活物質厚み(Ax)とし、芯体表面から裏側活物質層6の表面に直交する垂線の足の長さを裏側活物質層厚み(Bx)とするとき、活物質層の両面厚み(Ax+Bx)は、電極芯体2の幅方向の各地点において略一定であり、活物質層の片面厚み(AxまたはBx)は、電極芯体2の前記断面の一方端から他方端に向かって漸次減少または増加し、電極芯体2の断面の一方端における裏側活物質層厚みB1と、前記一方端に対向する他方端の裏側活物質層厚みB2との関係(B2/B1)を、1<(B2/B1)≦2.3に規制する。
請求項(抜粋):
導電性の電極芯体の表裏両面に負極活物質層が形成された負極板と、導電性の電極芯体の表裏両面に正極活物質層が形成された正極板とがセパレータを介して渦巻き状に捲回された渦巻き電極体と、前記渦巻き電極体の少なくとも一方端面に対向配置された板状の集電部材と、電解液と、前記渦巻き電極体および前記電解液を収納する電池缶とを有する渦巻き型電池において、電池缶内面に対向する側の活物質層を表側活物質層とし、渦巻き電極体の捲回中心側の活物質層を裏側活物質層とし、正極板または負極板を捲回方向に直交する断面で見て、電極芯体表面から表側活物質層の表面に直交する垂線の足の長さを表層活物質厚み(Ax)とし、芯体表面から裏側活物質層の表面に直交する垂線の足の長さを裏側活物質層厚み(Bx)とするとき、活物質層の両面厚み(Ax+Bx)は、電極芯体の幅方向の各地点において略一定であり、活物質層の片面厚み(AxまたはBx)は、電極芯体の前記断面の一方端から他方端に向かって漸次減少または増加し、電極芯体の断面の一方端における裏側活物質層厚み(B1)と、前記一方端に対向する他方端の裏側活物質層厚み(B2)との関係(B2/B1)が、1<(B2/B1)≦2.3に規制され、かつ前記渦巻き電極体は、捲回軸に対し正負電極芯体の傾斜方向が一致するように正負電極板が重ね合わされ、正負電極板の何れか一方の裏側活物質層B1側が、同極性の集電部材側に配置された、ことを特徴とする渦巻き型電池。
IPC (2件):
FI (2件):
H01M 10/04 W
, H01M 10/28 A
Fターム (7件):
5H028AA05
, 5H028AA07
, 5H028BB07
, 5H028CC10
, 5H028CC12
, 5H028HH01
, 5H028HH06
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