特許
J-GLOBAL ID:200903004141594746

位相比較器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-216425
公開番号(公開出願番号):特開平5-037365
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 充電電流を決定する抵抗とコンデンサをLSIに内蔵でき、電圧位相変換係数を正確に設定できる回路構成のサンプルホールド型位相比較器を得る。【構成】 電流設定回路33aにはNPNトランジスタ32を設けてある。電流制御信号10で動作するトランジスタ20の出力定電流IC ′をアナログスイッチ22のオン期間内コンデンサ24に供給して充電し、その充電電圧をサンプルホールド回路(アナログスイッチ23、コンデンサ25、バッファアンプ26)でサンプルホールドし、そのホールド電圧VX1′と一定の基準電圧VC との差電圧を積分回路27で積分し、その出力電圧VY をNPNトランジスタ32のベースに印加してIB を適宜値に自動調節し、IC を所定値の定電流に設定する。
請求項(抜粋):
設定電圧に従った定電流を出力する第1の電流源と; 入力電流に対応した所定電圧を出力する第1の回路と該所定電圧に基づき前記第1の電流源の電流値を規定する前記設定電圧を出力する第2の回路とを備える電流設定手段と; 基準信号と被位相比較信号との位相差に応じた期間内オン作動しその後位相差判定期間までの間オフ作動するスイッチング手段であって、そのオン期間内に前記第1の電流源の出力する定電流を出力する第1のスイッチング手段と;前記第1のスイッチング手段の出力する定電流で充電される第1のコンデンサと; 前記第1のスイッチング手段のオフ期間において前記第1のコンデンサの充電電圧をサンプルホールドし前記基準信号と前記被位相比較信号との位相差に応じた電圧値を比較結果値として出力する第1のサンプルホールド回路と;前記第1のスイッチング手段のオフ期間であって前記第1のサンプルホールド回路のサンプルホールド動作終了後の適宜タイミングで前記第1のコンデンサに充電された電荷を放電する第2のスイッチング手段と; を備えるサンプルホールド型の位相比較器において; 前記電流設定手段に前記入力電流を制御電圧に従って適宜値に制御しそれを前記所定電圧を出力する第1の回路に与える第3の回路と;を設けると共に、当該電流設定手段が出力する前記設定電圧に従った定電流を出力する第2の電流源と; 前記基準信号と同期した一定の周期内における所定タイミングで所定期間オン作動するスイッチング手段であって、そのオン期間内に前記第2の電流源の出力する定電流を出力する第3のスイッチング手段と; 前記第3のスイッチング手段の出力する定電流で充電される第2のコンデンサと;前記第3のスイッチング手段のオフ期間において前記第2のコンデンサの充電電圧をサンプルホールドする第2のサンプルホールド回路と; 前記第3のスイッチング手段のオフ期間であって前記第2のサンプルホールド回路のサンプルホールド動作終了後の適宜タイミングで前記第2のコンデンサに充電された電荷を放電する第4のスイッチング手段と; 一定の基準電圧と前記第2のサンプルホールド回路の出力するホールド電圧との差電圧を積分し、その積分値を前記制御電圧として前記電流設定手段の前記第3の回路に出力する積分手段と; を備えたことを特徴とする位相比較器。

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