特許
J-GLOBAL ID:200903004141697758
嵌め付け構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鳥巣 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-323898
公開番号(公開出願番号):特開平9-144731
出願日: 1995年11月16日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 二つの部材を圧入した場合と同様にスペースをとらず、また、圧入による場合と違って幅や径が小さい場合にも十分な抜け止め作用を発揮し、しかも各部材に変形等が生じない、といった嵌め付け構造を提供する。【解決手段】 軸受10とギヤ20とを止め輪を用いて抜けないように嵌め付ける構造である。軸受10の嵌め合い面10aには、弾性変形させた止め輪30の全体が没し得る深さの溝13を形成する。ギヤ20の嵌め合い面20aには、自然状態に復元しようとする止め輪30が一部のみ没し得る深さの溝21を形成する。止め輪30として、一旦は溝13に全体が没するまで弾性変形して軸受10とギヤ20との嵌め合いを可能にし、嵌め付け完了後に自然状態へ向かって復元し溝21に一部没することにより上記の各嵌め合い面10a・20aを横切る位置に留まるものを、使用する。
請求項(抜粋):
軸としての外向きの嵌め合い面を有する部材と、穴としての内向きの嵌め合い面を有する部材とを、止め輪を用いて抜けないように嵌め付ける構造であって、双方の嵌め合い面のうち一方には、弾性変形させた止め輪の全体が没し得る深さの溝を形成し、他方の嵌め合い面には、自然状態に復元しようとする当該止め輪が一部のみ没し得る深さの溝を形成し、一旦は前者の溝に全体が没するまで弾性変形して上記の二つの部材の嵌め合いを可能にし、嵌め付け完了後に自然状態へ向かって復元し後者の溝に一部没して上記の各嵌め合い面を横切る位置に留まるよう、止め輪を配置したことを特徴とする嵌め付け構造。
IPC (2件):
FI (2件):
F16B 21/18 F
, F16C 35/067
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