特許
J-GLOBAL ID:200903004142998158

現地溶接性及び耐治具跡割れ性に優れた大入熱溶接用調質高張力鋼とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-246388
公開番号(公開出願番号):特開平6-093371
出願日: 1992年09月16日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 大型構造物の溶接能率向上のための大入熱溶接性と隅肉溶接部における耐治具跡割れ性やタンクサポート部内側のクラックを皆無とし、併せて現地溶接性を向上する。【構成】 C:0.10%以下、Si:0.10%以下、Mn:0.50〜2.20%,P:0.015%以下、S:0.0008〜0.0025%、S.Al:0.010〜0.10%、(Si+S.Al):0.13%以下、Cu:0.50〜2.50%、Ni:0.50〜2.00%、Nb:0.005〜0.024%、Ti:0.005〜0.018%、不純物としてのB:0.0002%以下とし、Ceq:0.38%以下、Tieq:-0.007〜0.005%としてMnSがTiON又はTiNとの複合析出物を形成することを特徴とする現地溶接性及び耐治具跡割れ性に優れた大入熱溶接用調質高張力鋼。MnSの複合析出物形成に際して出鋼時のSiによる弱脱酸に引き続き真空脱ガス時にAlにより完全脱酸する事を特徴とする前記鋼の製造方法
請求項(抜粋):
重量%でC :0.10%以下、Si:0.10%以下、Mn:0.50〜2.20%、P :0.015%以下、S :0.0008〜0.0025%、Sol.Al:0.010〜0.10%、(Si+Sol.Al):0.13%以下、Cu:0.50〜2.50%、Ni:0.50〜2.00%、Nb:0.005〜0.024%、Ti:0.005〜0.018%、N :0.0020〜0.0050%を含み残部鉄及び不可避的不純物からなり、更に不純物としてのBをB:0.0002%以下とし、且つ次式で定められるCeq,TieqをCeq:0.38%以下、Tieq:-0.007〜0.005%とし、又MnSがTiON又はTiNとの複合析出物を形成する事を特徴とする現地溶接性及び耐治具跡割れ性に優れた大入熱溶接用調質高張力鋼。Ceq:C+1/6Mn+1/24Si+1/40Ni+1/5Cr+1/4Mo+1/14VTieq:Ti-3.4×N
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/54

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