特許
J-GLOBAL ID:200903004152162279

ガソリン機関の失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-204030
公開番号(公開出願番号):特開平7-054750
出願日: 1993年08月18日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 気筒毎に異なる点火プラグの電極形状、ギャップ長、燃焼室内の気流の影響を受けず、正確な失火検知を行う。【構成】 火花放電終了後の点火プラグの電極間のピーク電圧をピーク電圧検出部21により各気筒別に分割して検出し、ピーク平均値算出部22によって気筒毎にピーク電圧の平均値を求めて、判別レベル決定部23で気筒毎の判別レベルを決定して、気筒別比較部24で気筒毎の検出電圧と各気筒毎の判別レベルとを比較し、失火判別部30で失火の有無を判別する。気筒毎に判別レベルが決まるため、正確に失火を検出できる。さらに、気筒比較部26では、各気筒のピーク電圧平均値を平均値平均化部25による他の気筒のピーク電圧平均値と比較して、ある気筒において連続失火した場合にも、失火した気筒を検出できる。
請求項(抜粋):
一次電流の断続によって火花放電用の高電圧を生じる点火コイルの二次回路に点火プラグを接続した点火装置に、火花放電終了後の前記点火プラグの放電電極間の電圧のピーク値を検出するピーク電圧検出手段を設け、この検出されたピーク電圧に基づいてガソリン機関の失火状態を検出するガソリン機関の失火検出装置において、前記ガソリン機関の気筒毎に複数回数の火花放電終了後についての前記電圧検出手段に検出された前記ピーク電圧の気筒別平均値を求める気筒別ピーク電圧平均化手段と、前記気筒別ピーク電圧平均化手段の前記気筒別平均値に基づいて前記気筒毎に気筒別基準値を決める気筒別基準値決定手段と、前記電圧検出手段により前記気筒毎に検出された前記ピーク電圧を前記気筒別基準値決定手段によって前記気筒毎に決められた前記気筒別基準値と前記気筒毎にそれぞれ比較する気筒別比較手段とを具備し、各気筒毎の失火を判別することを特徴とするガソリン機関の失火検出装置。
IPC (4件):
F02P 17/12 ,  F02B 77/08 ,  F02P 17/00 ,  G01M 15/00
FI (2件):
F02P 17/00 F ,  F02P 17/00 U

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