特許
J-GLOBAL ID:200903004157204182
有筋コンクリート構造物の破砕工法
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-105877
公開番号(公開出願番号):特開2004-270418
出願日: 2003年03月04日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】穿孔作業音が小さく、破砕飛石がなく、堅硬物、特に有筋コンクリートを破砕する。【解決手段】被破砕体に口径約20mm前後の装薬孔2を穿孔する。穿孔には、騒音の少ない電動ドリルを用いる。装薬孔2には、破砕薬3、例えばアルミニウムと酸化第二銅及び/または酸化第二鉄の混合物からなるテルミット剤のみを装填する。破砕薬3の点火には,高抵抗線5を直接破砕薬3に挿入して電気的に行う。本発明では、特に有筋コンクリート構造物を破砕するにあたり、かぶりコンクリートを鉄筋から剥離する工程と、剥離されたコンクリート塊を破砕する工程の二段階で行うことにより、破砕し難かった有筋コンクリートを少量のテルミット剤のみで、簡単、安全に、大きな騒音を発生させることなく市街地でも破砕できるようにした。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
金属粉末と金属酸化物から主としてなるテルミット剤の高温発熱を利用して有筋コンクリート構造物を破砕する工法であって、鉄筋の内側直近に小口径の装薬孔を穿孔し、装薬孔に実質的に無ガスのテルミット剤のみを充填して燃焼させ、かぶりコンクリートを鉄筋から剥離させる第一工程と、剥離したコンクリート塊に小口径の装薬孔を穿孔し、装薬孔に実質的に無ガスのテルミット剤のみを充填して燃焼させ、コンクリート塊を破砕する第二工程とからなることを特徴とする有筋コンクリート構造物の破砕工法。
IPC (2件):
FI (2件):
E04G23/08 G
, B02C19/18 D
Fターム (5件):
2D065EA27
, 2E176AA01
, 2E176DD41
, 4D067CC10
, 4D067GA06
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