特許
J-GLOBAL ID:200903004160468000

テレビジョン受像機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-108922
公開番号(公開出願番号):特開平6-303551
出願日: 1993年04月12日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 周囲の明るさと映像信号の輝度を検知し、その情報から自動的に最適なコントラストを得ることのできるテレビジョン受像機を提供する。【構成】 輝度検出手段5は、入力された映像信号の輝度レベルを検出し、ファジィ推論手段(コントラスト補正値演算手段)8に供給する。また、センサ等からなる明るさ検出手段7は、テレビジョン受像機の周囲の明るさを検知し、ファジィ推論手段8に供給する。ファジィ推論手段8は、輝度検出手段5及び明るさ検出手段7よりそれぞれ得られた映像信号の輝度レベル及び周囲の明るさレベルに基づいて、最適なコントラスト補正値をファジィ理論より算出する。コントラスト制御手段6は、その算出されたコントラスト補正値に基づいて映像信号処理回路3を制御する。
請求項(抜粋):
周囲の明るさレベルを検出する明るさ検出手段と、映像信号の輝度レベルを検出する輝度検出手段と、前記明るさ検知手段及び輝度検知手段にてそれぞれ検知された明るさレベル及び輝度レベルから、最適な映像信号のコントラスト補正値を算出するコントラスト補正値演算手段と、前記コントラスト補正値演算手段にて算出されたコントラスト値に基づいてコントラスト補正するコントラスト制御手段とを備えたテレビジョン受像機であって、前記コントラスト補正値演算手段は、前記検知された明るさレベルのグレードを、予め定められたメンバーシップ関数から算出する明るさグレード演算部と、前記検知された映像信号の輝度レベルのグレードを、予め定められたメンバーシップ関数から算出する輝度グレード演算部と、前記算出された明るさグレード及び輝度グレードによるすべての組み合わせについて、前記明るさグレードと前記輝度グレードとを比較して、その小さいほうのグレードを求めるグレードMIN演算部と、前記算出された明るさグレード及び輝度グレードによるすべての組み合わせについて、予め定められた推論表に基づき、コントラストの推論値を算出するコントラスト推論部と、前記コントラスト推論部において、前記算出された明るさグレード及び輝度グレードによるすべての組み合わせの内、同一の推論値が複数算出された場合、それぞれの組み合わせによる前記グレードMIN演算部で得られた結果を比較し、その最大値をその推論値のグレードとするグレードMAX演算部と、前記グレードMIN演算部及びグレードMAX演算部で得られたグレードの加重平均を求め、前記コントラスト補正値とする補正値演算部とからなることを特徴とするテレビジョン受像機。

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