特許
J-GLOBAL ID:200903004163643066
電子障壁層を介して2つの発光層を有する有機エレクトロルミネッセンス素子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
渡辺 喜平
, 田中 有子
, 佐藤 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-096599
公開番号(公開出願番号):特開2009-187956
出願日: 2009年04月13日
公開日(公表日): 2009年08月20日
要約:
【課題】色度変化が少なく安定であり、且つ、低電圧駆動が可能で高効率な有機EL素子を提供する。【解決手段】一対の電極と、それら電極間に挟持される、少なくとも異なる2色を発光する二層の有機発光層5,6を有し、発光層が電子障壁層6を介して配置されており、2つの発光層がともに電子移動度が10-6cm2/Vs以上である電子輸送性発光材料からなり、電子障壁層のアフィニティレベルが、電子障壁層に対して陰極側に位置する有機発光層のアフィニティレベルよりも0.2eV以上小さく、電子障壁層のイオン化ポテンシャルと電子障壁層に対して陽極側に位置する発光層のイオン化ポテンシャルとの差が0.2eV以下であり、電子障壁層のイオン化ポテンシャルと電子障壁層に対して陰極側に位置する発光層のイオン化ポテンシャルとの差が0.2eV以下であり、2つの発光層の少なくとも一方が蛍光発光性ドーパントを含む。【選択図】図2
請求項(抜粋):
一対の電極と、それら電極間に挟持される、少なくとも異なる2色を発光する二層の有機発光層を有する有機エレクトロルミネッセンス素子において、
(1)2つの有機発光層が電子障壁層を介して配置されており、
(2)該2つの有機発光層がともに電子移動度が10-6cm2/Vs以上である電子輸送性発光材料からなり、
前記電子障壁層のアフィニティレベルが、前記電子障壁層に対して陰極側に位置する有機発光層のアフィニティレベルよりも0.2eV以上小さく、
前記電子障壁層のイオン化ポテンシャルと前記電子障壁層に対して陽極側に位置する有機発光層のイオン化ポテンシャルとの差が0.2eV以下であり、
前記電子障壁層のイオン化ポテンシャルと前記電子障壁層に対して陰極側に位置する有機発光層のイオン化ポテンシャルとの差が0.2eV以下であり、
前記2つの有機発光層の少なくとも一方が蛍光発光性ドーパントを含む、有機エレクトロルミネッセンス素子。
IPC (2件):
FI (2件):
H05B33/12 C
, H05B33/14 A
Fターム (13件):
3K107AA01
, 3K107BB01
, 3K107CC04
, 3K107CC08
, 3K107CC09
, 3K107CC12
, 3K107DD51
, 3K107DD53
, 3K107DD66
, 3K107DD69
, 3K107FF04
, 3K107FF13
, 3K107FF19
引用特許:
審査官引用 (1件)
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高効率多色電界リン光OLED
公報種別:公表公報
出願番号:特願2002-588742
出願人:ザトラスティーズオブプリンストンユニバーシティ, ザユニバーシティオブサザンカリフォルニア
引用文献:
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