特許
J-GLOBAL ID:200903004168544848
流体動圧軸受装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-219175
公開番号(公開出願番号):特開2003-028147
出願日: 2001年07月19日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成によって、スラスト動圧軸受部SBa,SBbにおけるポンピング力を良好かつ迅速にバランスさせることを可能とする。【解決手段】 一対のスラスト動圧軸受部SBa,SBbどうしを互いに連通させて、両スラスト動圧軸受部SBa,SBbどうしの間の圧力アンバランスを平衡化する流体循環通路23dを形成したものであって、スラストプレート23の変形などの原因によりスラスト動圧軸受部SBa,SBb内の潤滑流体Fに圧力のアンバランスを生じていても、一対のスラスト動圧軸受部SBa,SBbどうしの間を潤滑流体Fを流体循環通路23dを通して移動させることにより圧力のアンバランスを解消して、スラスト動圧軸受部SBa,SBb内の浮上量を安定的に得るようにしたもの。
請求項(抜粋):
軸受部材と軸部材とが相対回転可能に装着されているとともに、上記軸部材に固着されたスラストプレートの軸方向両端面と、前記軸受部材側の軸方向に離間した2箇所の端面とが、互いに軸方向に対向するように配置されていることにより一対のスラスト動圧軸受部が形成され、それら一対のスラスト動圧軸受部におけるスラストプレート又は軸受部材側の少なくとも一方側に動圧発生手段が設けられ、上記各スラスト動圧軸受部内に注入された潤滑流体を、前記軸受部材と軸部材との相対回転時において前記動圧発生手段により加圧して動圧を発生させ、当該動圧によって前記軸受部材と軸部材とを軸方向に予め設定した量だけ相対的に浮上させながら支承動作を行わせる構成になされた流体動圧軸受装置において、前記一対のスラスト動圧軸受部どうしを互いに連通することにより、それら両スラスト動圧軸受部どうしの間の圧力アンバランスを平衡化する流体循環通路が形成されていることを特徴とする流体動圧軸受装置。
Fターム (9件):
3J011AA04
, 3J011BA06
, 3J011BA08
, 3J011CA01
, 3J011CA02
, 3J011JA02
, 3J011KA04
, 3J011MA03
, 3J011MA23
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