特許
J-GLOBAL ID:200903004172817298

内視鏡顕微手術器具および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-521418
公開番号(公開出願番号):特表平10-500583
出願日: 1995年02月09日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】本発明は、極めて微小な最小侵入顕微手術を実施するための装置および方法を提供する。本発明の装置は、対称なピンセット状のアクチュエータ(28)を利用しており、アクチュエータは、非常に精密な操作および制御を提供し、かつ、通常の開放外科措置において使用される器具の感触にそっくりである。器具は一般に、一対の共軸に配列されたシャフト(22、46)と、シャフト(22、46)のところに設けられた端部作用器(40)と、シャフト(22、46)の近位端のところに設けられたアクチュエータ(28)とを有している。アクチュエータ(28)は、内部シャフト又は外部シャフトのいずれか一方に回動可能に連結された一対のアーム(36)と、一端がアーム(36)に回動可能に連結され、他端がシャフトの他方に回動可能に連結された一対のリンク(52)とを有している。アクチュエータ(28)は、プル型式の操作或いはプッシュ型式の操作のいずれにも容易に適合し、そして外部シャフト(22)の移動或いは内部シャフト(46)の移動のいずれにも容易に適合する。端部作用器(40)は、針ドライバ、ピンセット、鋏、クリップ付加器を含む、種々の形体を有している。
請求項(抜粋):
顕微手術器具であって、 近位端、遠位端、および近位端と遠位端との間の軸線方向ルーメンを有する外部シャフトと、 軸線方向ルーメンに摺動可能に配置され、近位端および遠位端を有する内部シャフトと、 内部シャフトの遠位端に連結され、外部シャフトに対して移動可能な端部作用器と、 外部シャフトの近位端に設けられたアクチュエータとを備え、該アクチュエータが、 外部シャフトと内部シャフトから選定された第1のシャフトに回動可能に連結された近位端と、外部シャフトの第1の側方部に配置され、鋭角をなすように外方に付勢された遠位端とを有する第1のアームと、 第1のシャフトに回動可能に連結された近位端と、外部シャフトの第1の側方部と対向した第2の側方部に配置され、鋭角をなすように外方に付勢された遠位端とを有する第2のアームと、 第1の回動箇所のところで第1のアームに連結された外端と、外部シャフトと内部シャフトから選定された第2のシャフトに連結された内端とを有する第1のリンクと、 第2の回動箇所のところで第2のアームに連結された外端と、第2のシャフトに連結された内端とを有する第2のリンクとを備え、 第1のアームと第2のアームが、端部作用器を作動させるため、内部シャフトを外部シャフトに対して移動させるように対称的に回動可能である、 ことを特徴とする顕微手術器具。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特表平3-501573
  • 特開昭61-048347

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