特許
J-GLOBAL ID:200903004179849616

車両のタイヤ空気圧状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-302416
公開番号(公開出願番号):特開平8-156539
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】車両のタイヤ空気圧状態検出装置において、検出精度の高いものを提供する。【構成】車両が自然減速状態にあると判断された(S302〜S311)時に、各車両の車輪速WFL〜WRRと輪荷重LFL〜LRRを検出し(S312)、車速が初期値の0.95倍となるまでの間の減速度αFL〜αRRを算出し(S319)、各車輪の疑似転がり抵抗係数Pj を、減速度αFL〜αRRと輪荷重LFL〜LRRとから算出し(S320)、予め設定された疑似転がり抵抗係数-車速曲線から車速に応じた疑似転がり抵抗係数の基準値P0 を設定し(S321)、疑似転がり抵抗係数の算出値Pj と基準値P0 とから転がり抵抗比Qj を算出し(S322)、この値が“1”以上であるか否かにより、タイヤ空気圧が所定値以上に低下している車輪を判定する(S323)構成とした。
請求項(抜粋):
車両が直進走行状態またはほぼ直進走行状態にあることを検出する直進走行状態検出手段と、当該車両の走行速度を検出する車速検出手段と、当該車両の車輪のうちタイヤ空気圧状態検出の対象となる対象車輪に制動力が作用していないことを検出する非制動状態検出手段と、前記対象車輪に駆動力が伝達されていないことを検出する非駆動状態検出手段と、前記直進走行状態検出手段による直進走行状態検出時であって、且つ前記非制動状態検出手段による非制動状態検出時であって、且つ前記非駆動状態検出手段による非駆動状態検出時に、前記対象車輪の減速度を検出する減速度検出手段と、前記減速度検出手段からの減速度検出値と前記車速検出手段からの車速検出値とに基づいて、当該対象車輪の正規タイヤ空気圧に応じた所定の基準転がり抵抗に対する現時点での転がり抵抗の比を算出する転がり抵抗比算出手段と、当該転がり抵抗比算出手段からの転がり抵抗比算出値に基づいて、当該対象車輪のタイヤ空気圧状態を判定する空気圧状態判定手段とを備えたことを特徴とする車両のタイヤ空気圧状態検出装置。

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