特許
J-GLOBAL ID:200903004180965948

熱回収型発電システムプラントの最適運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-042756
公開番号(公開出願番号):特開平5-240004
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】地球環境問題の解決手段の一つとして、コンバインド発電プラントの排熱を、吸収式冷凍機・吸収式ヒートポンプ等の作動熱源に利用可能な温度(高温)で回収し、一次エネルギの高効率利用を実現するプラントを提供する。【構成】ガスタービン10,排熱回収ボイラ20,蒸気タービン30,発電機40,41,低圧復水器50,高圧復水器60、並びに温水加熱器70であり、各種の配管,ダクト,ポンプを含む。部分負荷運転時には、低圧蒸気用圧力調整弁80と高圧排気量用流量調節弁90を用いて最適運転を可能とする。同時に、復水器50,60を流れる冷却水流量を、バイパスに設けたバイパス流量調節弁100,101を用いて調節し、二段圧復水器50,60で回収する復水排熱量、及び温水加熱器70で回収する排ガス排熱量を変える。
請求項(抜粋):
熱源エンジンと、前記熱源エンジンの排ガスが持つ排熱を回収し、二種類の圧力の蒸気を発生する排熱回収ボイラと、ボイラで発生した二種類の圧力の蒸気によって駆動し、連接する発電機を回転させて発電する蒸気タービンと、前記蒸気タービンの出力の低下を抑えて前記蒸気タービンの復水排熱を回収する二段圧復水器と、復水器の冷却水の温度を昇温する温水加熱器から成る熱回収型発電システムプラントにおいて、パラメータを前記排熱回収ボイラの低圧蒸気圧と、前記蒸気タービン全排気量に対する低圧排気量の比を低圧排気比と定義し、プラント定格運転時に評価値である発電費が最低となるように低圧蒸気圧9.5±6.0ata 、低圧排気比0.5±0.4の範囲で調整することを特徴とする熱回収型発電システムプラントの最適運転方法。
IPC (3件):
F01K 23/10 ,  F01K 7/18 ,  F01K 9/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭50-036485
  • 特開平1-242883

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