特許
J-GLOBAL ID:200903004181568551
光硬化式歯補強方法及びそのための装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-501745
公開番号(公開出願番号):特表平8-507224
出願日: 1993年06月11日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】神経を抜去したこと以外は健全な歯を維持するための方法を提供する。この方法は、好ましくは光透過性の、生理的不活性材料で形成した細い可撓性の合釘を準備を整えた比較的細い歯神経管の中へ一杯の深さまで挿入する手順を含んでおり、この神経管は、予めその底部をグッタペルカで封止してある。合釘をグッタペルカに当接させる。続いて、好ましくは光硬化性の複合材料である充填材料ないし封止材料の薄い層で、合釘の周面を包んで覆うと共に、根管の内面を支持し且つ封止する。合釘は、自然の状態で僅かな屈曲を有することのある根管のその屈曲に従って屈曲できるだけの充分な可撓性を有する。次に、複合材料である充填材料ないし封止材料を硬化させる。それには、好ましくは透明な合釘を通して光を伝えることが好ましい。一実施例においては、光硬化用合釘は、封止材料が少なくとも部分的に硬化したならば除去することができる。更に、光透過性可撓性材料で形成した略々円筒形状の軸部と先細り形状の第1端とを有する合釘と、この合釘を光源に接続するためのフード形光コネクタとを提供する。
請求項(抜粋):
神経を抜去した上で根管を清浄化して疾患組織を全て除去した歯を補強する方法において、 前記根管のうちの少なくとも歯根尖の部分に軟質弾性材料を充填し、前記根管をリーマで切削してその最奥部に先細り形状の部分を形成してその先端部が前記軟質弾性材料の縁部に位置して最小直径を持つようにして該最奥部がリーマの切削側の端部の形状と一致するようにし、切削して広げた前記根管にツール合釘を挿入し、該ツール合釘は比較的可撓性の大きな材料で形成してあり略々円筒形状でその直径が根管の直径より小さい軸部と先細り形状で前記リーマの切削側の端部と同様の形状の第1端とを有し、前記先細り形状の第1端は前記リーマで切削した根管の先細り形状の面にぴったりと合い、硬化性複合材料を前記根管の中に前記合釘の周囲を囲むように充填してその複合材料を硬化させ、前記合釘が生理的不活性材料で形成されており前記根管の屈曲に従って屈曲できる充分な可撓性を有するものであることを特徴とする方法。
IPC (4件):
A61C 13/30
, A61C 5/04
, A61C 5/12
, A61C 13/15
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