特許
J-GLOBAL ID:200903004189400510

復調方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-158573
公開番号(公開出願番号):特開平8-023232
出願日: 1994年07月11日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ダイナミックレンジが大きく、かつフェージングを伴った受信波を復調して伝送情報を得る復調方式に関し、無線伝送路の特性の変動に対して良好な伝送品質が安定に得られることを目的とする。【構成】 無線伝送路から無線周波信号を取り込んで同期検波し、ベースバンド信号を再生する同期検波手段11と、無線周波信号を取り込み、送信端の二次変調処理と反対の処理を施してベースバンド信号を再生する一次検波手段12と、ベースバンド信号に復調処理を施して伝送情報を復元する二次検波手段13と、同じベースバンド信号を遅延検波して伝送情報を復元する遅延検波手段14と、無線周波信号のレベルについて予め与えられた閾値との大小関係を得るレベル比較手段15と、大小関係に基づいて二次検波手段13と遅延検波手段14が個別に復元した伝送情報の一方を選択する選択手段16とを備えて構成される。
請求項(抜粋):
副搬送波信号に遅延検波方式により検波可能な変調方式の一次変調処理を伝送情報に応じて施してベースバンド信号を生成し、さらに周波数軸上で所定の周波数帯域にシフトさせる二次変調処理を施して無線伝送路に送信された無線周波信号を取り込み、同期検波を行うことによりベースバンド信号を再生する同期検波手段と、前記無線伝送路から前記無線周波信号を取り込み、前記二次変調処理と反対の処理を施して前記ベースバンド信号を再生する一次検波手段と、前記同期検波手段によって再生されたベースバンド信号に前記変調方式と反対の復調処理を施して前記伝送情報を復元する二次検波手段と、前記一次検波手段によって再生されたベースバンド信号を遅延検波して前記伝送情報を復元する遅延検波手段と、前記無線周波信号のレベルについて前記二次検波手段と前記遅延検波手段との出力端における伝送品質が逆転する閾値が予め与えられ、そのレベルと閾値との大小関係を得るレベル比較手段と、前記レベル比較手段によって得られた大小関係に基づいて、前記二次検波手段と前記遅延検波手段とによって個別に復元された伝送情報の一方を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする復調方式。
IPC (4件):
H03D 3/02 ,  H03D 3/06 ,  H04B 1/10 ,  H04L 27/22

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