特許
J-GLOBAL ID:200903004190544878

フッ素含有排水処理装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-293584
公開番号(公開出願番号):特開平10-128344
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】【解決手段】 リン酸イオンをほとんど含まないフッ素系排水と、フッ素をほとんど含まないリン酸系排水と、を別々にフッ素系排水貯槽10、リン酸系排水貯槽12に受け入れる。フッ素系排水はフッ素除去槽14に流入し、ここでカルシウムイオンによりフッ化カルシウムの晶析反応を行う。このため、フッ化カルシウムの生成の際にリン酸イオンの悪影響がなく、効果的なフッ素除去が行える。そして、フッ素除去槽14の処理水をリン酸除去槽18に流入し、ここでリン酸系排水と混合することによって、フッ素除去槽14の処理水に残るカルシウムイオンを利用して、リン酸を除去する。このため、リン酸系排水処理のために特別のカルシウムイオン添加の必要がない。
請求項(抜粋):
リン酸イオンをほとんど含まないフッ素系排水と、フッ素をほとんど含まないリン酸系排水との両方を受け入れ処理するフッ素含有排水処理装置であって、リン酸イオンをほとんど含まないフッ素系排水を受け入れ、カルシウムを利用してフッ素系排水中のフッ素をフッ化カルシウムとして除去するフッ素除去手段と、このフッ素除去手段で得られた処理水と、フッ素をほとんど含まないリン酸系排水を混合し、フッ素除去手段で得られた処理水中に含まれるカルシウムイオンを利用して、リン酸系排水中のリン酸イオンをリン酸カルシウムとして除去するリン酸除去手段と、を具備することを特徴とするフッ素含有排水処理装置。
IPC (3件):
C02F 1/58 ZAB ,  C02F 1/58 ,  C02F 1/52 CDG
FI (3件):
C02F 1/58 ZAB M ,  C02F 1/58 S ,  C02F 1/52 CDG J
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭52-088577
  • 特開昭60-048191
  • 特開昭62-125894
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審査官引用 (5件)
  • 特開昭52-088577
  • 特開昭60-048191
  • 特開昭62-125894
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