特許
J-GLOBAL ID:200903004197677415

光学顕微鏡装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-131813
公開番号(公開出願番号):特開平7-333519
出願日: 1994年06月14日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】本発明は、容易な操作により非接触に試料を保持しつつ多方向から観察でき、所望角度方向で分解能に優れた光学断層像あるいは光学3次元像が得られ、短時間に効率よく試料を観察する光学顕微鏡装置を提供する。【構成】本発明は、対物レンズ43a,43b,43cの各光軸を溶液で満たされた3事件的に移動可能な水槽39内の試料30の中心で交差させ、それぞれの開口数(N.A.)の制限により伝達されない空間周波数の角度範囲(ミッシング・コーン)を互いに補い合うように光学結像系が配置され、光軸が鉛直方向に向う対物レンズ43aにはレーザビームを入射して光トラッピングの作用により微小試料を非接触に捕捉させ、全ての光学結像系によりそれぞれの角度方向から試料の像を結像し入力し、コントローラ37及び画像プロセッサ32による処理を行い、TVモニタ33で表示する光学顕微鏡装置である。
請求項(抜粋):
試料を含む液体で満たされた容器を3次元的に移動可能なステージコントロール手段と、前記容器内の所望試料にレーザ光を照射して非接触に捕捉する試料捕捉手段と、前記容器内の液体に対物レンズを浸し、捕捉された試料を光学的に結像し画像データとして観察する第1光学結像系と、前記第1光学結像系の光軸を含む面内に少なくとも交差する2つの光軸を有し、前記容器内の液体に対物レンズを浸しつつ、該容器に固定され、前記交点の近傍を光学的に結像し画像データとして観察する第2光学結像系と、を具備し、前記第1光学結像系の光軸と前記第2光学結像系の少なくとも2つの光軸による交点とが、前記試料の中心において交差し、且つ、それぞれの光学結像系の開口数の制限により伝達されない空間周波数の角度範囲(ミッシング・コーン)を互いに補い合う位置に各光学結像系が配置されることを特徴とする光学顕微鏡装置。
IPC (2件):
G02B 21/18 ,  G02B 21/32
引用特許:
審査官引用 (2件)

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