特許
J-GLOBAL ID:200903004198227685
1,5-ジアミノナフタレン類の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-275726
公開番号(公開出願番号):特開2003-081921
出願日: 2001年09月11日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】オルトアルキルニトロベンゼン化合物とビニル化合物を原料とする1,5-ジアミノナフタレン類の製造方法における廃棄物を削減する。【解決手段】オルトアルキルニトロベンゼン化合物とビニル化合物を原料として4-(2-ニトロベンゼン)プロパン化合物、及び5-ニトロ-1-テトラロン化合物を経由する1,5-ジアミノナフタレン類の製造方法において、反応で使用する塩基の中和処理に別の工程で得られる酸を有効利用する。【効果】1,5-ジアミノナフタレン類製造工程での廃棄物の削減が可能となった。
請求項(抜粋):
【請求項1】一般式(1):【化1】(一般式(1)中、R1、R2、R3、R4は、それぞれ同一または相異なり、水素原子、炭素数1から4のアルキル基、炭素数6から12の芳香族炭化水素基またはハロゲン原子を示す。)で示されるオルトアルキルニトロベンゼン化合物と、一般式(2):【化2】(一般式(2)中、R5、R6は、それぞれ同一または相異なり、水素原子、炭素数1から4のアルキル基またはハロゲン原子を示し、R5とR6は互いにシスまたはトランスの位置にあり、Xは電子吸引性基を示す。)で示されるビニル化合物を塩基存在下で反応させ、一般式(3):【化3】(一般式(3)中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、Xは一般式(1)および一般式(2)で定義した基を示す。)で示される4-(2-ニトロベンゼン)プロパン化合物を得る工程(I)と、一般式(3)で示される4-(2-ニトロベンゼン)プロパン化合物を超強酸類の存在下で環化反応を行い一般式(4):【化4】(一般式(4)中、R1、R2、R3、R4、R5、R6は、一般式(1)および一般式(2)で定義した基を示す。)で示される5-ニトロ-1-テトラロン類に変換する工程(II)、および一般式(4)で示される5-ニトロ-1-テトラロン類を一般式(5):【化5】(一般式(5)中、R1、R2、R3、R4、R5、R6は、一般式(1)および一般式(2)で定義した基を示す。)で示される1,5-ジアミノナフタレン類に変換する工程(III)からなる1,5-ジアミノナフタレンの製造プロセスにおいて、前記工程(II)で使用した超強酸類を環化反応後に蒸留回収して該反応に再使用することを特徴とする一般式(5)で示される1,5-ジアミノナフタレン類の製造方法。
IPC (3件):
C07C209/36
, C07C211/57
, C07B 61/00 300
FI (3件):
C07C209/36
, C07C211/57
, C07B 61/00 300
Fターム (20件):
4H006AA02
, 4H006AC21
, 4H006AC28
, 4H006AC52
, 4H006AD11
, 4H006BA10
, 4H006BA11
, 4H006BA13
, 4H006BA36
, 4H006BA37
, 4H006BA66
, 4H006BA67
, 4H006BA68
, 4H006BA83
, 4H006BA85
, 4H006BD40
, 4H006BD70
, 4H006BE20
, 4H039CA40
, 4H039CH20
前のページに戻る