特許
J-GLOBAL ID:200903004209830753

電子式センサを備える電動シリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280045
公開番号(公開出願番号):特開平9-126811
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】軸の回転量と軸方向移動量とを検出する検出部を一体化した全電子式として信頼性を高め、部品点数を低減させて全長を短くする。【解決手段】回転用バーコード14は、軸心に平行な幅Pの回転用バー14aと幅Pの回転用反転バー14bとが回転方向の全周に配列される。回転用センサ素子12a、12bとの1対は、回転方向の位相差を持つ。軸方向用バーコード15は、軸方向用反転バー15bと軸方向用バー15aと軸方向用反転バー15cとからなり、重なり部Lを形成する。軸方向用センサ素子12d、12e、12fのうち、軸2の軸方向の移動時に、重なり部Lの縁を跨ぐ軸方向用センサ素子12dは、3個1組とされ、回転方向の間隔P<SB>1 </SB>、P<SB>2 </SB>(P<SB>1 </SB>=p<SB>1 </SB>+2mP、P<SB>2 </SB>=p<SB>2 </SB>+2nP、P<p<SB>1 </SB>+p<SB>2 </SB><2P)を持つので、回転用バーコード14により軸方向信号を乱されない。
請求項(抜粋):
電動機で回転駆動される軸の回転が推力ロッドの軸方向の移動に変換され、軸が軸受で回転自在に支承され、ばねで中立位置を保つ軸が推力と釣り合って中立位置から正(推力ロッドが負荷から圧縮を受ける方向)又は逆の軸方向に移動可能にされる電動シリンダにおいて、軸にこれと同軸心の円柱体又は円筒体が固着され、円柱体には外側環状面に、または、円筒体には外側環状面に若しくは内側環状面に又は外側環状面及び内側環状面の両面に、バーコードが設けられ、軸の正又は、逆の測定しようとする軸方向移動量の最大値以上の任意の値をDf、Drと定義し、回転用A信号センサ素子と回転用B信号センサ素子の工作上の要求による軸方向間隔を空隙G(G≧0)と定義し、Df、Dr及びGの語句はこれらに対応するバーそのものにも使用され、回転用バーコードは、軸心に平行な幅Pの回転用バーと幅Pの回転用反転バーとが隣合って回転方向の全周に配列されてなり、正の移動方向の順に、DfとGとDrとの和の軸方向長さを持ち、回転用A信号センサ素子と回転用B信号センサ素子との1対は、対の間は回転方向の位相差と軸方向の空隙Gとを持ち、中立位置で、回転用バーコードの両端からそれぞれDfとDrとの距離を設けた間の位置に径方向に対向して固定側に取付けられ、回転基点用バーコードは、軸心に平行な回転基点用バーと回転基点用反転バーとからなり、回転基点用バーは、軸心に平行で回転方向の全周に1個が配列され、正の移動方向の順に、DfとDrとの和の軸方向長さを持ち、回転基点用センサ素子は、中立位置で、回転基点用バーコードの両端からDfとDrとの距離を設けた間の位置に径方向に対向して固定側に取付けられ、軸方向用バーコードは、軸心を中心とする環状の軸方向用バーとこれと軸方向に隣合う環状の軸方向用反転バーとからなり、DfとDrとの和の軸方向長さを持ち、軸方向用センサ素子は、中立位置で、軸方向用バーコードと径方向に対向して固定側に取付けられ、軸の軸方向の移動時に、軸方向用バーの縁を跨ぐ位置とされ、軸の軸方向移動量のうち、正又は逆のいずれか一方を測定しょうとしないときには、当該軸方向用センサ素子及びこれに対応するバーを配置しないことを特徴とする電子式センサを備える電動シリンダ。
IPC (3件):
G01D 5/30 ,  G05D 17/02 ,  H02K 7/06
FI (3件):
G01D 5/30 A ,  G05D 17/02 ,  H02K 7/06 A

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